Cosminexus システム構築ガイド
インプロセスHTTPサーバを使用する場合,WebクライアントとインプロセスHTTPサーバ間での,リクエスト受信およびレスポンス送信に,通信のタイムアウトを設定できます。ネットワークの障害やアプリケーションの障害発生などで応答待ち状態になった場合,通信タイムアウトを設定していると,タイムアウトの発生によって障害の発生を検知できます。
通信タイムアウトは,リクエストの受信時,またはレスポンスの送信時に設定します。リクエスト受信時およびレスポンス送信時の通信タイムアウトの設定についてそれぞれ説明します。
図8-1 リクエスト受信時の通信タイムアウトの設定場所(インプロセスHTTPサーバの場合)
図8-2 レスポンス送信時の通信タイムアウトの設定場所(インプロセスHTTPサーバの場合)
インプロセスHTTPサーバの通信タイムアウトの設定例を次に示します。
: <param> <param-name>webserver.connector.inprocess_http.receive_timeout</param-name> <param-value>300</param-value> </param> <param> <param-name>webserver.connector.inprocess_http.send_timeout</param-name> <param-value>600</param-value> </param> : |
この設定例では,リクエスト受信のタイムアウトに「300」秒,リクエスト送信のタイムアウトに「600」秒を設定しています。
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