Smart Composer機能が実行するBIG-IP 1000のCLIコマンドを次の表に示します。

BIG-IP 1000のCLIコマンドの詳細については，BIG-IP 1000のドキュメントを参照してください。

表A-2　Smart Composer機能が実行するBIG-IP 1000のCLIコマンド

Smart Composer機能のコマンド	cookieスイッチング	BIG-IP 1000のCLIコマンド
共通	−	b save
cmx_build_system（Webシステムを構築する場合）	×	b service <仮想ポート> tcp enable
		b pool <仮想サーバ名> {member <実サーバIPアドレス>:<実ポート>}
		b pool <仮想サーバ名> add {member <実サーバIPアドレス>:<実ポート>}
		b node <実サーバIPアドレス>:<実ポート> disable
		b virtual <仮想サーバIPアドレス>:<仮想ポート> use pool <仮想サーバ名>
	○	b service <仮想ポート> tcp enable
		b pool <仮想サーバ名> {member <実サーバIPアドレス>:<実ポート>}
		b pool <仮想サーバ名> modify {persist_mode cookie cookie_mode hash cookie_hash_ name <cookie名> cookie_hash_offset 0 cookie_hash_length 4}
		b pool <仮想サーバ名> add {member <実サーバIPアドレス>:<実ポート>}
		b node <実サーバIPアドレス>:<実ポート> disable
		b virtual <仮想サーバIPアドレス>:<仮想ポート> use pool <仮想サーバ名>
cmx_build_system（スケールアウトする場合）	−	b pool <仮想サーバ名> add {member <実サーバIPアドレス>:<実ポート>}
		b node <実サーバIPアドレス>:<実ポート> disable
cmx_build_system（実ポートを変更する場合）	−	b pool <仮想サーバ名> add {member <実サーバIPアドレス>:<変更後の実ポート>}
		b node <実サーバIPアドレス>:<変更後の実ポート> disable
		b pool <仮想サーバ名> delete {member <実サーバIPアドレス>:<変更前の実ポート>}
cmx_delete_system（サービスユニットを削除，およびホスト単位管理モデルをスケールインする場合）	−	b pool <仮想サーバ名> delete {member <実サーバIPアドレス>:<実ポート>}
cmx_delete_system（Webシステムを削除する場合）	−	b virtual <仮想サーバIPアドレス>:<仮想ポート> delete
		b pool <仮想サーバ名> delete
		b service <仮想ポート> tcp disable
cmx_start_target	−	b node <実サーバIPアドレス>:<実ポート> enable
cmx_stop_target	−	b node <実サーバIPアドレス>:<実ポート> disable

（凡例）○：使用します。　×：使用しません。　−：該当しません。

参考

BIG-IP 1000の場合，仮想サーバ名をプール名として使用します。