Cosminexus システム設計ガイド
この節では,チューニングの方法について説明します。チューニングの方法は,設定対象の種類によって異なります。
J2EEサーバおよびWebサーバ(リダイレクタを含む)のチューニングには,Smart Composer機能の簡易構築定義ファイルを使用します。簡易構築定義ファイルでは,<configuration>タグ下の<logical-server-type>に設定対象とする論理サーバの種類(J2EEサーバまたはWebサーバ)を指定して,<param>タグ下でパラメタ名とその値を設定します。簡易構築定義ファイルの詳細については,マニュアル「Cosminexus 簡易構築・運用ガイド」を参照してください。
表6-4 Smart Composer機能を使用できない場合にWebサーバ(リダイレクタを含む)のチューニングに使用するファイル
| 対象 | チューニング方法 |
|---|---|
| Webサーバ | httpsd.confの編集 |
| Webサーバ(リダイレクタ) | mod_jk.conf(Hitachi Web Serverの場合)の編集 |
| isapi_redirect.conf(Microsoft IISの場合)の編集 | |
| worker.properties(ワーカの設定の場合)の編集 |
アプリケーションおよびリソースのチューニングをする場合は,次のどちらかの方法でチューニングします。
なお,Server Plug-inは,Smart Composer機能で構築した,Management Serverを利用するシステムで使用できます。
サーバ管理コマンドを使用する場合は,属性ファイルを編集します。属性ファイルの詳細については,マニュアル「Cosminexus リファレンス 定義編」を参照してください。なお,属性ファイルはServer Plug-inの画面を使用して編集することもできます。属性ファイルのタグと対応するServer Plug-inの画面については,マニュアル「Cosminexus アプリケーション設定操作ガイド」を参照してください。
CTMのチューニングには,Smart Composer機能の簡易構築定義ファイルを使用します。簡易構築定義ファイルでは,<configuration>タグ下の<logical-server-type>に設定対象とする論理サーバの種類(CTMドメインマネジャまたはCTM)を指定して,<param>タグ下でパラメタ名とその値を設定します。
簡易構築定義ファイルの詳細については,マニュアル「Cosminexus 簡易構築・運用ガイド」を参照してください。
このほか,チューニングで使用するパラメタには,APIで設定する項目や,データベースで設定する項目などがあります。これらの設定については,それぞれの節のチューニングパラメタの説明を参照してください。
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