ここでは，作成する必要がある作業手順書の概要について説明します。

作成する作業手順書は，システムによって異なります。このシステムでは，次の作業手順書を作成します。

• 入退室手順書
  施錠管理がされているサーバエリアに入退室する手順が規定された文書です。
  
• システム構築手順書
  システムを構築する手順が規定された文書です。記載する手順は，「5.8.2　システムの構築手順の検討」および「5.8.3　システムの再構築手順の検討」で説明している手順を基に作成します。
  なお，「5.8.2　システムの構築手順の検討」，および「5.8.3　システムの再構築手順の検討」で説明している手順では，システム管理者はSmart Composer機能のコマンドおよびサーバ管理コマンドを使用して操作を実行しています。また，すべての操作に，監査ログが出力されるコマンドを使用しています。
  
• システム運用手順書
  システムを運用する手順が規定された文書です。記載する手順は，「5.8.4　システムの運用手順の検討」で説明している手順を基に作成します。
  なお，「5.8.4　システムの運用手順の検討」で説明している手順では，システム運用者はSmart Composer機能のコマンド，およびsnapshotlogコマンドを使用して操作を実行しています。
  
• エンドユーザ操作手順書
  システムが提供するサービスを利用する手順が規定された文書です。