JP1/ServerConductor/Deployment Manager
以下の手順でインポートファイルを作成してください。インポートファイルの拡張子は「.CSV」と指定してください。
- 各コンピュータの情報を記述したCSVファイルを,以下のフォーマットで作成します。
CSVファイルの1行目は固定で,2行目以降にコンピュータの情報を記述してください。
- 【ヒント】
- フォーマットの作成は,コンピュータ情報エクスポートを一度行うと簡単に作成できます。コンピュータ情報エクスポートに関しては「3.1.2 コンピュータ情報エクスポート」を参照してください。
- CSVファイルのフォーマット
コンピュータ名,グループ名,MACアドレス,ユニットID,スロットID,シナリオ割当て許可,スロット幅,UUID "1台目のコンピュータ名","グループ名","MACアドレス","ユニットID","スロットID","シナリオ割当て許可","スロット幅","UUID" "2台目のコンピュータ名","グループ名","MACアドレス","ユニットID","スロットID","シナリオ割当て許可","スロット幅","UUID"
- (例)
- 以下の表の内容でコンピュータ情報を登録するCSVファイルを作成する場合は,sample01.csvのようになります。
コンピュータ名 グループ名 MACアドレス ユニットID スロットID シナリオ割当て許可 スロット幅 COMP1 BLADE-GROUP 00-11-22-33-44-55 1 1 1 2 COMP2 00-11-22-33-44-66 1 3 0 2 COMP3 OTHER-GROUP 00-11-22-33-44-77 なし なし 1 なし COMP4 00-11-22-33-44-88 なし なし 1 なし
- sample01.csv
- コンピュータ名,グループ名,MACアドレス,ユニットID,スロットID,シナリオ割当て許可,スロット幅,UUID
- "COMP1","#BLADE-GROUP","00-11-22-33-44-55","1","1","1","2","--"
- "COMP2","#BLADE-GROUP","00-11-22-33-44-66","1","3","0","2","--"
- "COMP3","OTHER-GROUP","00-11-22-33-44-77","","","1","","--"
- "COMP4","OTHER-GROUP","00-11-22-33-44-88","","","1","","--"
- 【ヒント】
- CSVファイルの1行目はコメント行です。必ず記述してください。
- 2行目のデータから処理を行います。
- 「BladeServer」グループの場合,グループ名の前には「#」を付けてください。グループ名が「BLADE−GROUP」の場合,CSVファイル上では「“#BLADE−GROUP”」となります。
- 同一CSVファイル内に,複数グループが混在していても登録できます。
- 「"」を含む文字列を指定する場合は,「""」を記入し,項目自体を「"」で囲んでください。また,収納ユニット,スロットID,スロット幅は「一般コンピュータ」の場合は必要ありませんが,「"」は省略しないでください。
- シナリオ割当許可は,許可する場合は「1」を,許可しない場合は「0」を設定してください。値を設定しない場合,シナリオ割当ては許可されません。シナリオとはサービスパック,HotFix,Linuxパッチファイルの適用,OSのインストール,バックアップ/リストアなどを実行するために使用する設定ファイルです。
- スロット幅には,使用するCPUブレードのスロット幅を指定してください。
- 「コンピュータ情報エクスポート」で出力したCSVファイルを使用した登録もできます。
- UUIDは"--"(半角ハイフン2つ)固定です。
- 登録するコンピュータを追加するグループが作成されていない場合は,「2.9.1 グループの追加」を参照してグループを追加してください。
- 【ヒント】
- 収納ユニットが存在しない場合,自動的に登録されるので作成する必要はありません。
- DPMのメインウィンドウ画面の「管理サーバ」メニューから,「コンピュータ情報インポート」を選択します。
「コンピュータ情報インポート」画面が表示されます。
- 【ヒント】
- DPM08-50より前のバージョンで作成したCSVファイルを指定することができます。UUIDの欄は空欄(指定なし)としてCSVファイルを読み込みます。
- 「表示幅の拡大」ボタンをクリックすると,「コンピュータ情報インポート」画面を拡大することができます。拡大した画面は「表示幅を戻す」ボタンをクリックするか,画面をいったん閉じて再度立ち上げなおすと元の大きさで表示されます。
- 「参照」ボタンをクリックします。
ダイアログボックス画面が表示されるので,作成したCSVファイルを選択します。
ファイルの種類は「すべてのファイル(*.*)」,「画像(*.gif,*.jpg)」,「HTML(*.htm,*.html)」が選択できますが,「*.*」にしてCSVファイルを選択してください。
- 「インポートファイル読込」ボタンをクリックします。
CSVファイルの内容が画面に表示されます。
- 「インポート実行」ボタンをクリックします。
画面にコンピュータの情報が登録されます。
- 「コンピュータ情報インポート」画面が終了します。
以上でコンピュータ情報のインポート作業は終了です。
- 【ヒント】
- コンピュータのインポートを実行した場合,正しくインポートされているか確認するために,画面を更新してください。
- インポート実行後,エラーが表示された場合はエラーの内容を確認してCSVファイルのデータを修正してください。
このとき,正しくインポートされたデータを再度インポートを行うとエラーとなります。インポートを行うときは正しくインポートされたデータをCSVファイルから削除してから行ってください。
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