JP1/ServerConductor/Blade Server Manager系 システム管理者ガイド

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3.11.3 資産情報の設定

管理対象サーバの設置場所や運用管理者など,ハードウェアに関する資産情報を設定します。次に示す手順で資産情報を設定してください。

  1. 環境設定ユティリティの[エージェントサービス]タブで[資産情報設定]ボタンをクリックする
    環境設定ユティリティの[管理/運用]タブが表示されます。

    [図データ]

この資産情報を設定しなくてもエージェントサービスは起動しますが,サーバの管理および運用で必要となる情報ですので,設定しておくことをお勧めします。

以降に資産情報として設定する内容について説明します。

<この項の構成>
(1) 管理/運用情報
(2) 連絡先/設置情報
(3) その他

(1) 管理/運用情報

ここでは,サーバの資産名称や管理情報など,システムの運用や管理に関する情報を設定します。

  1. [管理/運用]タブを選択する
    環境設定ユティリティの[管理/運用]タブが表示されます。

    [図データ]

  2. 次に示す情報を設定する

    表3-14 環境設定ユティリティ(エージェントサービス)−[管理/運用]タブの項目説明

    設定項目 設定内容
    資産名称 社内または組織内でサーバを管理するために付けている名称や,サーバの製品名を設定します。
    資産番号 資産名称に対する番号を設定します。
    部署名 サーバを設置している部署名を設定します。
    部署番号 部署のコード番号などがある場合に設定します。
    管理者名 サーバを管理しているシステム管理者の名前を設定します。
    管理者番号 社員番号など,システム管理者がわかる番号を設定します。
    管理者詳細情報 システム管理者の所属など,詳細な情報や設定項目にない情報を設定します。
    運用管理者名 サーバを運用している部署のシステム管理者名を入力します。
    運用管理者番号 社員番号など,運用しているシステム管理者がわかる番号を設定します。
    運用管理者詳細情報 運用しているシステム管理者の所属など,詳細な情報や設定項目にない情報を設定します。

    項目はすべて,1〜256バイトの範囲で設定できます。


(2) 連絡先/設置情報

システム管理者の連絡先やシステムの設置場所について設定します。

  1. [連絡先/設置]タブを選択する
    環境設定ユティリティの[連絡先/設置]タブが表示されます。

    [図データ]

  2. 次に示す情報を設定する

    表3-15 環境設定ユティリティ(エージェントサービス)−[連絡先/設置]タブの項目説明

    設定項目 設定内容
    電話番号 管理者の電話番号を設定します。
    メールアドレス 管理者のメールアドレスを設定します。
    設置場所詳細情報 サーバの設置場所や詳細な情報を設定します。
    機器構成 サーバのCPUやメモリなどの機器の構成に関する情報を設定します。

    項目はすべて,1〜256バイトの範囲で設定できます。


(3) その他

システムの購入日や備考などを設定します。

  1. [その他]タブを選択する
    環境設定ユティリティの[その他]タブが表示されます。

    [図データ]

  2. 次に示す情報を設定する

    表3-16 環境設定ユティリティ(エージェントサービス)−[その他]タブの項目説明

    設定項目 設定内容
    購入年月日 サーバを購入した日付を設定します。
    減価償却期間 サーバの減価償却期間を入力します。
    備考 必要に応じてそのほかの資産情報を入力します。

    項目はすべて,1〜256バイトの範囲で設定できます。