JP1/NETM/Audit
機能
指定した日時までに出力された監査ログを,データベースから削除します。Administrator権限を持つユーザで実行してください。
形式
admdbdelete△-e△削除終了日時△[-w△作業用フォルダ]△[-y]
コマンドを実行できるサーバ
- JP1/NETM/Audit - Managerをインストールしたサーバ
格納先フォルダ
JP1/NETM/Audit - Managerのインストール先フォルダ\bin
引数
-e△削除終了日時
ここで指定した日時までに出力された監査ログのデータを削除します。日時は,YYYY=年,MM=月,DD=日,hh=時,mm=分,ss=秒として次の形式で指定します。
- YYYY-MM
指定した月の最終日の23時59分59秒までのデータを削除します。
- YYYY-MM-DD
指定した日の23時59分59秒までのデータを削除します。
- "YYYY-MM-DD△hh:mm:ss"
指定した日時までのデータを削除します。
なお,次の場合はエラーとなります。
- 指定した日時が1900年01月01日 00時00分00秒〜9999年12月31日23時59分59秒の範囲外の場合
-w△作業用フォルダ
データ削除に使用する作業用フォルダをフルパスで指定します。ローカルディスク上のパスを指定してください。ネットワークドライブ上のフォルダは作業用フォルダとして使用できません。
指定したフォルダが存在しない場合,コマンド実行時に作成されます。
このオプションを省略した場合,JP1/NETM/Audit - Managerのインストール先フォルダ\db\tmpが作業用フォルダとして設定されます。
-y
確認メッセージの出力を省略して,コマンドの実行と同時に処理を開始したい場合に指定します。
このオプションを省略した場合,コマンドを実行すると確認メッセージが表示され,メッセージに応答するまで処理が実行されません。実行する場合はYまたはyを,実行を中断する場合はNまたはnを入力してください。
注意事項
- このコマンドを実行する前にJP1/NETM/Audit - ManagerのサービスとWWWサービスを停止してください。JP1/NETM/Audit - Managerのサービスの動作中にコマンドを実行した場合,サービス動作中を示すメッセージが表示され,コマンドの実行は中断されます。停止するJP1/NETM/Audit - Managerのサービスの詳細は「5.7.2 サービスを停止する」を参照してください。
- 日時の指定を誤った場合などに備えて,実行前に削除対象の監査ログのバックアップを取得することをお勧めします。
- このコマンドの実行時間は,データベースのサイズと格納されているデータ量に依存します。
- 引数の順序は,形式で示している順序には関係なく,任意の順序で指定できます。
- JP1/NETM/Audit - Managerのインストール時の設定によっては,データベースのパスワード入力が要求されることがあります。パスワードに誤りがある場合は,メッセージが表示され,コマンドの実行は中断されます。
- このコマンドを実行して監査ログを削除しても,削除した監査ログを基にして生成されていた統計情報はデータベースに残ったままになります。監査ログを削除した場合は,admstdelコマンドを実行して削除した期間の監査ログの統計情報も削除することをお勧めします。
戻り値
戻り値 説明 0 コマンドの処理が正常に終了しました。 1 コマンド引数の指定に誤りがあります。 2 コマンドの実行権限がありません。 3 同一マシン上で,すでにほかのデータベース管理コマンドが実行されています。 4 ユーザによってコマンド実行が中断されました。 6 JP1/NETM/Audit - Managerのサービスが動作しています。 7 データベースのパスワードの指定に誤りがあります。 99 その他のエラーが発生しました。
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