JP1/NETM/Audit
監査ログ統計画面で,統計出力条件として指定できる項目について説明します。
統計情報を基にして統計結果を出力するときの表示条件を統計出力条件と呼びます。
なお,統計出力条件は表示設定画面でデフォルトを設定できます。使用する頻度の高い統計出力条件は,デフォルトとして設定しておくと便利です。統計出力条件のデフォルトを設定する方法については「7.7.3 監査ログ統計画面の表示項目を設定する」を参照してください。
統計出力条件として指定できる項目を,次の表に示します。それぞれの統計出力条件項目のデフォルトは,表示設定画面での設定内容が反映されます。
表7-12 統計出力条件として指定できる項目
項番 統計出力条件 説明 1 統計パターン名 統計情報を生成するための統計パターンを指定します。この項目は必ず指定してください。
なお,統計パターンは事前に表示設定画面で設定しておく必要があります。設定していない場合,統計結果を出力できません。
統計パターンの設定については「7.5.4 監査ログ統計パターンの設定」を参照してください。2 表示期間 統計結果として出力されるグラフの表示期間を指定します。次の日付を指定してください。
- 表示開始日付と表示終了日付
- テキストボックスにYYYYMMDDの形式で指定するかまたはカレンダーで指定します。
3 統計単位 統計結果として出力されるグラフの統計単位を指定します。
ドロップダウンリストから次のどれかを選択します。
- 「日」
- 「月」
- 「年」
4 表示データ数 統計結果として出力されるグラフの表示数を指定します。
指定できる値は,1〜500です。5 観点 統計結果を出力する観点を指定します。
ドロップダウンリストから次のどちらかを指定します。
- 「監査事象種別」
監査事象の種別です。
- 「監査事象結果」
監査事象の結果です。
6 観点項目 統計結果を出力する観点項目を指定します。
項番4で指定した観点から,さらに項目を絞って統計結果を出力したい場合に指定します。「観点」で指定した内容によって指定できる項目が異なります。
- 「観点」で「監査事象種別」を指定した場合
- 次に示す監査事象の種別のどれかを指定します。
- 何も指定しない場合は,すべての種別を対象とした統計結果のグラフが表示されます。
- 開始/停止
- 認証
- アクセス制御
- 重要情報アクセス
- 障害発生
- リンク状態
- 外部通信
- 設定情報アクセス
- メンテナンス
- しきい値オーバー
- アクション実行
- 「観点」で「監査事象結果」を指定した場合
- 次に示す監査事象の結果のどれかを指定します。
- 何も指定しない場合は,すべての種別を対象とした統計結果のグラフが表示されます。
- 成功
- 失敗
- 発生
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