ハードディスクとメモリの容量，および現在の使用状況は，［システム監視の状態］パネルで確認できます。

［システム監視の状態］パネルの情報は，クライアントのシステム監視を使用することで表示されます。システム監視を停止している場合は，情報を取得できないことを示すメッセージだけが表示されます。

［システム監視の状態］パネルを次の図に示します。

図11-21　［システム監視の状態］パネル

［システム監視の状態］パネルでは，ハードディスクとメモリの状態について，次に示す情報を確認できます。

• ハードディスク
  
  • 物理ドライブ
    ハードディスクの容量^※
    
  • 論理ドライブ
    ドライブの容量
    ファイルシステム
    使用容量
    空き容量
    

  注※

  一般ユーザ権限で使用している場合，およびOSがWindows 98またはWindows Meの場合は表示されません。

• メモリ
  
  • 実メモリ容量
  • 仮想メモリの全容量
  • 仮想メモリの使用容量
  • 仮想メモリの空き容量

ハードディスクまたはメモリの使用容量が，あらかじめ設定したしきい値を超えた場合は，項目名の左側に異常を知らせるマークが表示されます。例えば，図11-21では，ハードディスクの使用容量に対して，危険を示すマーク（）が表示されています。

異常を知らせるマークの表示は，アラートの通知方法の一つです。アラートを通知する条件は，システム監視の設定内容によって決定します。システム監視については，「11.8　システム監視によるアラート通知」を参照してください。また，システム監視と［システム監視の状態］パネルの関連については，「11.8.4(1)　ローカルシステムビューアの［システム監視の状態］パネルに使用状況を表示する」を参照してください。