JP1 Version 8 JP1/NETM/Asset Information Manager 設計・構築ガイド
各作業者が案件を処理して次の作業者に送付する際に,次の作業者に案件が送付されたことを通知するメールを送信できます。この設定は任意です。なお,メールを送信するかどうかは案件単位で設定します。
メールを送信するための設定手順を次に示します。
- Flow Designerで[メールオプション編集]ボタンをクリックする。
Mail Designerが表示されます。
- 「メール主題」,「メール本文」にデフォルトで表示する内容を指定する。
「メール主題」には64バイト,「メール本文」には1,000バイトまで指定できます。
ここで設定した内容は,各作業者がメールを送信する際に編集できます。
なお,何も指定しないと,メール送信の設定は有効になりません。
- [登録]ボタンをクリックする。
Mail Designerが閉じて,指定した内容でメール送信の設定が有効になります。
なお,メールを送信するかどうかは,実際に案件を送信するときにも選択できます。
Mail Designerを次の図に示します。
図10-20 Mail Designer
- メール送信の設定を解除するには
- メール送信をするための設定手順で,「メール主題」および「メール本文」に指定した文字列をすべて削除します。
- 注意事項
- 案件を送付したことを通知するメールは,ユーザ管理情報に登録されたメールアドレスを基に送信されます。そのため,メール送信先のユーザのメールアドレスが登録されていない場合は,メール送信を設定してもメールは送信されません。案件の作業者(メール送信元)のメールアドレスが登録されていない場合は,[サーバセットアップ]ダイアログの「メールの送信元アドレス」に設定したメールアドレスが送信元のメールアドレスになります。
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- Microsoft Internet Information Servicesでの設定
案件を送付したことを通知するメールを送信するには,Flow Designerでの設定のほかに,Microsoft Internet Information Servicesで次の設定が必要です。
- SMTP仮想サーバの実行
SMTP仮想サーバが実行していることを確認します。SMTP仮想サーバの設定方法については,「5.10.1 SMTP仮想サーバの実行」を参照してください。
- リモートドメインへの受信メールの中継
SMTP仮想サーバにリモートドメインを追加して,そのリモートドメインへ受信メールを中継する設定にします。リモートドメインへ受信メールを中継する設定方法については,「5.10.2 リモートドメインの追加」を参照してください。
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