JP1 Version 8 JP1/NETM/Asset Information Manager 設計・構築ガイド
(1) 管理項目の追加例(固有情報Fieldxxxの場合)
資産をグループに分けて管理するために,資産情報に「グループ」という項目を追加する場合を例に,管理項目を追加する手順を次に示します。
- 「管理クラス」の「AssetInfo」のアンカーをクリックする。
「AssetInfo」のプロパティの一覧が表示されます。
- 「プロパティ」の「UserPropertyField128_1」のアンカーをクリックする。
次の図に示す,プロパティの編集ダイアログが表示されます。
図9-6 プロパティの編集ダイアログ(UserPropertyField128_1)
- 「表示名」の欄に,「グループ」と入力して,[決定]ボタンをクリックする。
プロパティの編集ダイアログが閉じて,プロパティの一覧の「固有情報Field128-1」が「グループ」に変更されます。
- 注意事項
- この時点では,変更内容はまだ資産管理データベースに反映されていません。別の業務メニューを選択したり,WWWブラウザを終了したりすると,変更内容は破棄されます。
- 「UserPropertyField128_1」の「表示」チェックボックスをチェックする。
操作画面に追加した管理項目「グループ」が表示されるようになります。
- [更新]ボタンをクリックする。
変更内容が資産管理データベースに反映されます。
(2) 管理項目の追加例(固有情報Areaの場合)
保守履歴で詳細な内容を管理できるように,保守履歴に「詳細」という項目を追加する場合を例に,管理項目を追加する手順を次に示します。
- 「管理クラス」の「Maintenance」のアンカーをクリックする。
「Maintenance」のプロパティの一覧が表示されます。
- 「プロパティ」の「UserPropertyArea_1」のアンカーをクリックする。
プロパティの編集ダイアログが表示されます。
- 「表示名」の欄に,「詳細」を入力して,[決定]ボタンをクリックする。
プロパティの編集ダイアログが閉じて,プロパティの一覧の「固有情報Area-1」が「詳細」に変更されます。
- 注意事項
- この時点では,変更内容はまだ資産管理データベースに反映されていません。別の業務メニューを選択したり,WWWブラウザを終了したりすると,変更内容は破棄されます。
- 「UserPropertyArea_1」の「表示」チェックボックスをチェックする。
操作画面に追加した管理項目「詳細」が表示されるようになります。
- [更新]ボタンをクリックする。
変更内容が資産管理データベースに反映されます。
(3) 管理項目の追加例(固有情報Codeの場合)
リプレースが決まっている機器を管理するために,ハードウェア資産情報に「リプレース対象」という項目を追加する場合を例に,管理項目を追加する手順を次に示します。
- 「管理クラス」の「HardwareInfo」のアンカーをクリックする。
「HardwareInfo」のプロパティの一覧が表示されます。
- 「プロパティ」の「UserPropertyCode_1」のアンカーをクリックする。
プロパティの編集ダイアログが表示されます。
- 「表示名」の欄に,「リプレース対象」を入力して,[決定]ボタンをクリックする。
プロパティの編集ダイアログが閉じて,プロパティの一覧の「固有情報Code-1」が「リプレース対象」に変更されます。
- 注意事項
- この時点では,変更内容はまだ資産管理データベースに反映されていません。別の業務メニューを選択したり,WWWブラウザを終了したりすると,変更内容は破棄されます。
- 「UserPropertyCode_1」の「表示」チェックボックスをチェックする。
操作画面に追加した管理項目「リプレース対象」が表示されるようになります。
- [更新]ボタンをクリックする。
変更内容が資産管理データベースに反映されます。
このあと,業務メニュー「コード管理」を選択すると表示されるコード管理画面から,追加した管理項目「リプレース対象」の値(「はい」,「いいえ」)を追加してください。
「はい」,「いいえ」に対応づけるコードの追加方法については,マニュアル「運用ガイド」の「4.8.1 コードを追加する」を参照してください。
(4) 管理項目の追加例(固有情報Uintの場合)
資産情報で詳細な内容を管理できるように,資産情報に「レンタル料」という項目を追加する場合を例に,管理項目を追加する手順を次に示します。
- 「管理クラス」の「AssetInfo」のアンカーをクリックする。
「AssetInfo」のプロパティの一覧が表示されます。
- 「プロパティ」の「UserPropertyUint_1」のアンカーをクリックする。
プロパティの編集ダイアログが表示されます。
- 「表示名」の欄に,「レンタル料」を入力して,[決定]ボタンをクリックする。
プロパティの編集ダイアログが閉じて,プロパティの一覧の「固有情報Uint-1」が「レンタル料」に変更されます。
- 注意事項
- この時点では,変更内容はまだ資産管理データベースに反映されていません。別の業務メニューを選択したり,WWWブラウザを終了したりすると,変更内容は破棄されます。
- 「UserPropertyUint_1」の「表示」チェックボックスをチェックする。
操作画面に追加した管理項目「レンタル料」が表示されるようになります。
- [更新]ボタンをクリックする。
変更内容が資産管理データベースに反映されます。
(5) 管理項目の追加例(固有情報Dateの場合)
資産情報で詳細な内容を管理できるように,資産情報に「レンタル開始日」という項目を追加する場合を例に,管理項目を追加する手順を次に示します。
- 「管理クラス」の「AssetInfo」のアンカーをクリックする。
「AssetInfo」のプロパティの一覧が表示されます。
- 「プロパティ」の「UserPropertyDate_1」のアンカーをクリックする。
プロパティの編集ダイアログが表示されます。
- 「表示名」の欄に,「レンタル開始日」を入力して,[決定]ボタンをクリックする。
プロパティの編集ダイアログが閉じて,プロパティの一覧の「固有情報Date-1」が「レンタル開始日」に変更されます。
- 注意事項
- この時点では,変更内容はまだ資産管理データベースに反映されていません。別の業務メニューを選択したり,WWWブラウザを終了したりすると,変更内容は破棄されます。
- 「UserPropertyDate_1」の「表示」チェックボックスをチェックする。
操作画面に追加した管理項目「レンタル開始日」が表示されるようになります。
- [更新]ボタンをクリックする。
変更内容が資産管理データベースに反映されます。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2006, 2008, Hitachi, Ltd.