JP1 Version 8 JP1/NETM/Asset Information Manager 設計・構築ガイド
ここでは,オブジェクトクラスをjamexportコマンドでエクスポートする場合に作成するデータファイル名定義ファイルのファイル形式,記述形式および記述例について説明します。
複数の資産データを一括してエクスポートするには,データファイル名定義ファイルを作成します。データファイル名定義ファイルのファイル形式,使用する文字コードおよび区切り文字と区切り位置を次に示します。
データファイル名定義ファイルは,テキストファイルとして作成します。エクスポート先のデータファイル名と,対応するオブジェクトクラス名を記述します。
アソシエーションクラスをエクスポートする場合は,エクスポート先のデータファイル名,対応するアソシエーションクラス名,および関係を持つ二つのオブジェクトクラス名を記述します。
データファイル名定義ファイルの記述形式を次の図に示します。
図7-8 データファイル名定義ファイルの記述形式
データファイル名定義ファイルに記述する各項目について説明します。
オブジェクトクラスをjamexportコマンドでエクスポートする場合のデータファイル名定義ファイルの記述例について説明します。
データファイル名定義ファイルの記述例を次の図に示します。
図7-9 データファイル名定義ファイルの記述例(オブジェクトクラス)
1行目は,データファイル名が「C:\temp\AssetInfo.csv」,オブジェクトクラス名が「AssetInfo」であることを示しています。
jamexportコマンドを実行することで,オブジェクトクラス「AssetInfo」のすべての内容を,「C:\temp\AssetInfo.csv」にエクスポートします。
2行目以降も,1行目と同様に処理されます。
アソシエーションクラスをjamexportコマンドでエクスポートする場合のデータファイル名定義ファイルの記述例について説明します。
データファイル名定義ファイルの記述例を次の図に示します。
図7-10 データファイル名定義ファイルの記述例(アソシエーションクラス)
1行目は,データファイル名が「C:\temp\ContMLink.csv」,アソシエーションクラス名が「ContractMaintenanceLink」,関係を持つオブジェクトクラス名が「AssetInfo」と「Contract」であることを示しています。
jamexportコマンドを実行することで,アソシエーションクラス「ContractMaintenanceLink」のすべての内容を,「C:\temp\ContMLink.csv」にエクスポートします。
2行目以降も,1行目と同様に処理されます。
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