JP1 Version 8 JP1/NETM/Asset Information Manager 設計・構築ガイド
業務メニュー「インポート」と同等のインポートをコマンドラインから実行するjamCsvImport.batの機能,形式,オプション,戻り値,コマンド実行時の注意事項および実行例について説明します。
なお,jamCsvImport.batは次のフォルダに格納されています。
Asset Information Managerのインストールフォルダ¥exe
CSVファイルのデータを資産管理データベースに登録,更新および削除します。CSVファイルの情報は,条件に従って一括して資産管理データベースに登録されます。条件の作成方法については,マニュアル「運用ガイド」の「4.10.2 インポートの条件を作成する」を参照してください。
また,資産種別を指定すると,デフォルトの設定で一括して資産管理データベースに登録されます。デフォルトの設定でインポートされる項目については,「13.4 業務メニューからのインポートおよびエクスポートの対象となる項目」を参照してください。
jamCsvImport.bat "CSVファイルのパス" " { -c 条件名 [-o 処理方式] | -a 資産種別 -o 処理方式 } "
処理方式 | 内容 |
---|---|
001 | 追加 |
002 | 更新 |
003 | 追加更新 |
004 | 削除 |
コード | 内容 |
---|---|
001 | 機器に関する情報 |
002 | インストールソフトウェア情報 |
003 | インストールソフトウェアリスト |
004 | ソフトウェア情報 |
005 | ソフトウェアリスト |
006 | 組織管理情報 |
007 | ユーザ管理情報 |
008 | 設置場所情報 |
009 | 保守契約情報 |
010 | レンタル契約情報 |
011 | リース契約情報 |
012 | ボリューム契約 |
013 | IPグループ情報 |
014 | 機器カタログ |
015 | カスタマイズ(ユーザレポート) |
016 | カスタマイズ(書式) |
017 | カスタマイズ(インベントリ定義) |
018 | カスタマイズ(インポート/エクスポート定義) |
019 | 問題点管理 |
020 | ライセンス割り当て |
021 | パッチ情報 |
022 | ウィルス定義情報 |
023 | カスタマイズ(案件定義) |
024 | カスタマイズ(契約履歴) |
次の戻り値を返します。
戻り値 | 内容 |
---|---|
0 | 正常終了。 |
1 | 該当するデータがありませんでした。 |
2以上 | 処理中にエラーが発生しました。 |
Administrators権限を持つユーザでjamCsvImport.batを実行してください。
jamCsvImport.bat "c:\temp\Hardware.csv" -a 001 -o 001
コマンドを実行する際にファイルパスを省略すると,Asset Information Managerのインストールフォルダ\scriptworkがカレントディレクトリになります。
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