JP1/Performance Management - Agent Option for Virtual Machine
VMwareを監視するためのインスタンス環境の設定例を説明します。
- <この項の構成>
- (1) 想定するVMware環境
- (2) 設定例
(1) 想定するVMware環境
この節の説明で想定するVMware環境を,次に示します。
- 仮想環境ソフトウェア:VMware ESX Server
- 物理サーバのホスト名:vm-host
- ログインユーザー名※:user01
- ログインパスワード※:pass01
- 注※
- VMware Infrastructure Clientなどの管理ツールからVMware ESX Serverへ接続する際に,入力する値を示します。
(2) 設定例
インスタンス環境の設定時のコマンド実行例を次に示します。
C:\Program Files\Hitachi\jp1pc\tools>jpcinssetup agt5 -inst vm-host …1 VM_Type [vmware] :<Enter> …2 VM_Host [vm-host] :<Enter> …3 Security [1] :<Enter> …4 Port [0] :<Enter> …5 UserID :user01<Enter> …6 Password [] :pass01<Enter> …7 Re-enter :pass01<Enter> Log_Size (MB) [16] :<Enter> …8 Store Version [2.0] :<Enter> …9 KAVE05080-I インスタンス環境を作成しています (servicekey=agt5, inst=vm-host) KAVE05081-I インスタンス環境が作成されました (servicekey=agt5, inst=vm-host)
- (凡例)
- <Enter>:Enterキーを押すことを示します。
- …1〜9:設定手順の中で,対応する手順番号を示します。
インスタンス環境の設定手順を次に示します。
- jpcinssetupコマンドを実行する。
ここでは,監視対象の物理サーバのホスト名である「vm-host」を指定します。
インスタンス名として,監視対象の物理サーバのホスト名を指定した場合,そのホスト名がVM_Hostのデフォルト値となります。
- VM_Typeを設定する。
デフォルト値(vmware)を使用するため,値を入力しないでEnterキーを押します。
- VM_Hostを設定する。
デフォルト値(vm-host)を使用するため,値を入力しないでEnterキーを押します。手順1で,監視対象の物理サーバのホスト名と異なる文字列をインスタンス名に指定した場合は,ここでホスト名を指定してください。
- Securityを設定する。
デフォルト値(1)を使用するため,値を入力しないでEnterキーを押します。接続にSSLを利用しないようにVMwareを設定している場合は,「0」を入力してください。
- Portを設定する。
デフォルト値(SSLを利用する場合443,SSLを利用しない場合80)を使用するため,値を入力しないでEnterキーを押します。接続に利用するポート番号を,明示的にVMwareで設定している場合は,そのポート番号を入力してください。
- UserIDを設定する。
接続に使用するユーザー名「user01」を入力して,Enterキーを押します。
- Passwordを設定する。
接続に使用するパスワード「pass01」を入力して,Enterキーを押します。確認のために再入力を要求されるので,再度「pass01」を入力して,Enterキーを押します。
- 注意
- 入力中の文字列は,画面に表示されません。
- Log_Sizeを設定する。
デフォルト値(16MB)を使用するため,値を入力しないでEnterキーを押します。
- Store Versionを設定する。
デフォルト値(Storeバージョン2.0)を使用するため,Enterキーを押します。
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