JP1/Performance Management - Analysis
PFM - Analysisでは,共通メッセージログ,統合トレースログおよびプロセス別ログの3種類のログを出力します。
- 共通メッセージログ
- システム管理者向けのログ情報のことです。PFM - Analysisでは,プロセスの開始および終了に関する情報をWindowsの場合はWindows イベントログに,UNIXの場合はsyslogに出力します。
- 統合トレースログ
- 各プログラムが出力するトレース情報を,統合トレース機能(HNTRLib2)を通じて,一つの出力先ファイルにまとめて採取するログ情報のことです。なお,統合トレースログに出力されるメッセージは,共通メッセージログに出力されるメッセージと同じものです。ただし,PAMDBが共通メッセージログに出力するメッセージは出力されません。
- 各プログラムの統合トレースログの出力先を,次の表に示します。
表15-1 各プログラムの統合トレースログの出力先
プログラム 出力ファイル 容量 PFM - Analysis Manager
- HNTRLib2インストール先ディレクトリ\spool\hntr2n.log※
256キロバイト PFM - Analysis View 統合トレースログには出力されません。 なし PFM - Analysis Adaptor Windowsの場合
UNIXの場合
- HNTRLib2インストール先ディレクトリ\spool\hntr2n.log※
- /var/opt/hitachi/HNTRLib2/spool/hntr2n.log※
256キロバイト
- 注※
- nには,1〜4までの数字が入ります。
- プロセス別ログ
- プロセス別ログとは,PFM - Analysisの各機能が出力するログ情報のことです。各機能によって異なるログファイルに出力されます。プロセス別ログファイルには,プロセスの起動・終了通知,致命的な障害など,障害調査に必要な第一次切り分け情報が出力され,システム管理者によるPFM - Analysisの稼働管理を容易にします。
- 各プログラムのプロセス別ログの出力先を,次の表に示します。
表15-2 各プログラムのプロセス別ログの出力先
プログラム 出力ファイル名 容量 PFM - Analysis Manager
- インストール先ディレクトリ\manager\log\プロセス名n.log※
64キロバイト PFM - Analysis View
- インストール先ディレクトリ\view\log\プロセス名n.log※
64キロバイト PFM - Analysis Adaptor Windowsの場合
UNIXの場合
- インストール先ディレクトリ\adaptor\log\プロセス名n.log※
- /var/opt/jp1pam/adaptor/log/プロセス名n.log※
64キロバイト
- 注※
- nには,1または2の数字が入ります。
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