JP1/Performance Management - Analysis
- <この項の構成>
- (1) OS起動時のサービスについて
- (2) データの引き継ぎについて(JP1/SSOを採取ツールとして使用している場合)
- (3) データの引き継ぎについて(PFMを採取ツールとして使用している場合)
- (4) インストールの注意事項
(1) OS起動時のサービスについて
クラスタ運用の場合,PAM - SSO AdaptorサービスおよびPAM - PFM AdaptorサービスはOS起動時に自動的に起動されないように設定しておく必要があります。デフォルトでは,自動起動しないように設定されています。Windowsシステムのサービスの設定で,PAM - SSO AdaptorサービスおよびPAM - PFM Adaptorサービスの起動方法を「手動」以外に変更している場合には「手動」に設定し直してください。なお,Windowsシステムのサービスの設定は,ホストごとに行う必要があります。
(2) データの引き継ぎについて(JP1/SSOを採取ツールとして使用している場合)
PFM - Analysis Adaptorには,フェールオーバー時に引き継ぎが必要なデータはありません。なお,JP1/SSOのデータが引き継がれる運用方式を適用している場合は,フェールオーバーによって引き継がれたJP1/SSOのデータをPFM - Analysis Adaptorが回収するため,システム全体としてはデータが引き継がれます。
(3) データの引き継ぎについて(PFMを採取ツールとして使用している場合)
PFM - Analysis Adaptorには,フェールオーバー時に引き継ぎが必要なデータはありません。なお,PFMでは,PFMのエージェント側にデータが蓄積されているため,フェールオーバーが発生してもシステム全体としてはデータが引き継がれます。
(4) インストールの注意事項
- 共有ディスクには,PFM - Analysis Adaptorをインストールしないでください。
- 現用系および予備系にインストールするPFM - Analysis Adaptorのバージョンを合わせてください。また,PFM - Analysis Adaptorをバージョンアップする場合には,必ず現用系,予備系の両方ともバージョンアップしてください。
- 現用系および予備系それぞれのサーバマシンのローカルディスク上に,同じドライブ名,同じディレクトリ名でインストールしてください。また,ドライブ名称およびディレクトリ名称は,大文字小文字も統一してください。
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