JP1/Performance Management - Analysis
形式
pamexport -d エクスポート定義ファイル名 -o 出力ファイル名 [-s 開始日時] [-e 終了日時] [-f]
機能
PAMDBに格納されている稼働性能情報を,CSV形式のレポートとして出力します。
実行権限
Administrators権限
格納先ディレクトリ
インストール先ディレクトリ\manager\bin
引数
-d エクスポート定義ファイル名
エクスポート定義ファイルを指定します。定義ファイルについては,「11.2.11 エクスポート定義ファイル」を参照してください。指定したファイルがない場合は,メッセージを表示して終了します。
-o 出力ファイル名
レポートを出力するファイル名を指定します。同じ名称のファイルがある場合は,上書きの確認メッセージが表示されます。
-s 開始日時
いつからのデータを出力するか,日時を指定します。この引数を省略した場合は,DBの古いデータから出力されます。日時の指定方法は,次の3とおりです。
- YYYYMMDD
- YYYY=西暦年,MM=月,DD=日の形式で指定します。指定した日の0時0分0秒からのデータを抽出します。
- YYYYMMDDhhmm
- YYYY=西暦年,MM=月,DD=日,hh=時間,mm=分の形式で指定します。
- Xd
- コマンド実行時から,指定した日数さかのぼった日の0時0分0秒からのデータを出力します。さかのぼる日数=Xの形式で指定します。dは,ほかの指定形式と区別するための識別子です。Xに0を指定すると,コマンドを実行した日の0時0分0秒からデータを抽出します。
なお,次の場合はエラーになります。
- 指定した日時が現在時刻よりもあとの場合
- 指定した日時が,引数-eで指定した終了日時よりもあとの場合
- 指定した日時が,1980年1月1日〜2029年12月31日の範囲外の場合
- 指定形式が誤っている場合
-e 終了日時
いつまでのデータを出力するか,日時を指定します。この引数を省略した場合は,DBの新しいデータまで出力されます。日時の指定方法は,次の3とおりです。
- YYYYMMDD
- YYYY=西暦年,MM=月,DD=日の形式で指定します。指定した日の23時59分59秒までのデータを抽出します。
- YYYYMMDDhhmm
- YYYY=西暦年,MM=月,DD=日,hh=時間,mm=分の形式で指定します。
- Xd
- コマンド実行時から,指定した日数さかのぼった日の23時59分59秒までのデータを出力します。さかのぼる日数=Xの形式で指定します。dは,ほかの指定形式と区別するための識別子です。Xに0を指定すると,コマンドを実行した日の23時59分59秒までのデータを抽出します。
なお,次の場合はエラーになります。
- 指定した日時が,引数-sで指定した開始日時よりも前の場合
- 指定した日時が,1980年1月1日〜2029年12月31日の範囲外の場合
- 指定形式が誤っている場合
-f
引数-oで指定したファイル名がある場合,上書きを確認するメッセージを表示しないで,自動的に上書きします。
戻り値
0 正常終了 1 定義ファイルの書式エラー 2 コマンドの引数エラー 3 実行時エラー
使用例
- 2003年1月1日の0時0分0秒から2003年3月31日のデータをエクスポートする場合
pamexport -d file1 -o file2.csv -s 20030101 -e 20030331
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