JP1/Performance Management - Analysis

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6.5.5 複数のインスタンスを持つ稼働性能情報をインポートする例

複数のインスタンスを持つ稼働性能情報をインポートする場合,複数のインスタンス値が同じ行に出力されているか,異なる行に出力されているかで,インポート定義ファイルの記述が異なります。

<この項の構成>
(1) 複数のインスタンス値が同じ行に出力されている場合のインポート定義ファイル
(2) 複数のインスタンス値が異なる行に出力されている場合のインポート定義ファイル

(1) 複数のインスタンス値が同じ行に出力されている場合のインポート定義ファイル

複数のインスタンス値が同じ行に出力されている場合の形式を次に示します。

図6-3 複数のインスタンスを同じ行に出力した例

[図データ]

このような形式のファイルをインポートする場合の,インポート定義ファイルの例を次に示します。

 
−略−
[File Format]
delimiter=COMMA
start_row=2
time_format=1
date_column=1
time_column=1
 
[Instance]
instance_flag=1
instance_type=0
instance_column=2,3
# instance_identifier_column=
# instance_identifier=
instance_index=1,2
−略−

(2) 複数のインスタンス値が異なる行に出力されている場合のインポート定義ファイル

複数のインスタンス値が異なる行に出力されている場合の形式を次に示します。

図6-4 複数のインスタンスを異なる行に出力した例

[図データ]

このような形式のファイルをインポートする場合の,インポート定義ファイルの例を次に示します。

 
−略−
[File Format]
delimiter=COMMA
start_row=2
time_format=1
date_column=1
time_column=1
 
[Instance]
instance_flag=1
instance_type=1
instance_column=3
instance_identifier_column=2
instance_identifier=1,2
instance_index=1,2
−略−
 

なお,複数のインスタンス値が異なる時刻で出力されている場合は,収集のタイミングが異なる別々のデータとして扱います。図6-5のような場合は,2006/04/18 10:00:00には,インスタンスが1と2だけ,2006/04/18 10:00:01にはインスタンスが3だけが収集できたものとして扱います。

図6-5 複数のインスタンスが異なる時刻で出力されている例

[図データ]

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