JP1/Performance Management - Agent Option for Platform(Windows(R)用)

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7.5.1 Windowsの場合

<この項の構成>
(1) ダンプ情報を採取する(Windows Server 2008の場合)
(2) 資料採取コマンドを実行する
(3) Windowsイベントログを確認する
(4) オペレーション内容を確認する
(5) 画面上のエラー情報を採取する
(6) その他の情報を採取する

(1) ダンプ情報を採取する(Windows Server 2008の場合)

Windows2008の環境での,ダンプ情報の採取手順を次に示します。

  1. タスクマネージャーを開く。
  2. プロセスのタブを選択する。
  3. ダンプを取得するプロセス名を右クリックし,「ダンプ ファイルの作成(C)」を選択する。
  4. 次のフォルダに,ダンプファイルが格納される。
    システムドライブ\Users\(ユーザー名)\AppData\Local\Temp
  5. 別のフォルダにログファイルが出力されるように設定している場合は,上記のフォルダから資料を採取する。

(2) 資料採取コマンドを実行する

トラブルの要因を調べるための資料の採取には,jpcrasコマンドを使用します。資料採取コマンドの実行手順を次に示します。なお,ここで説明する操作は,OSユーザーとしてAdministrators権限を持つユーザーが実行してください。

  1. 資料採取するサービスがインストールされているホストにログインする。
  2. コマンドプロンプトで次に示すコマンドを実行して,コマンドインタープリタの「コマンド拡張機能」を有効にする。
    cmd /E:ON
  3. 採取する資料および資料の格納先フォルダを指定して,jpcrasコマンドを実行する。
    jpcrasコマンドで,採取できるすべての情報をc:\tmp\jpc\agtフォルダに格納する場合の,コマンドの指定例を次に示します。
    jpcras c:\tmp\jpc\agt all all

jpcrasコマンドについては,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,コマンドについて説明している章を参照してください。

※Windows Server 2008の環境で実行する場合の注意事項
OSのユーザーアカウント制御機能(UAC)を有効にしている場合は,コマンド実行時にユーザーアカウント制御のダイアログが表示される場合があります。ダイアログが表示された場合は,「続行」ボタンをクリックして資料採取を続行します。「キャンセル」ボタンをクリックした場合は,資料採取を中止します。

(3) Windowsイベントログを確認する

Windowsの[イベントビューア]ウィンドウで,Windowsイベントログを確認してください。また,ファイルに出力してください。

(4) オペレーション内容を確認する

トラブル発生時のオペレーション内容を確認し,記録しておいてください。確認が必要な情報を次に示します。

(5) 画面上のエラー情報を採取する

次に示すハードコピーを採取してください。

(6) その他の情報を採取する

<OS共通>
  • コマンド実行時にトラブルが発生した場合は,コマンドに指定した引数
  • [アクセサリ]−[システムツール]−[システム情報]の内容

<Windows Server 2003,Windows Server 2003(IPF)の場合>
  • Windowsの[イベントビューア]ウィンドウの,[システム]および[アプリケーション]の内容

<Windows Server 2008,Windows Server 2008(IPF)の場合>
  • Windowsの[イベントビューア]ウィンドウを開き,左ペイン[Windowsログ]の,[システム]および[アプリケーション]の内容

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