JP1/Performance Management システム構築・運用ガイド
Performance Managementは,ネットワーク管理製品であるNNMと連携して稼働監視できます。
Performance Managementは,監視対象プログラムがしきい値を超え,アラームイベントが発生したときに,SNMPトラップを発行できます。そのため,NNMからSNMPトラップを利用して,Performance Management上で発生した障害などを監視できます。NNMと連携することで,Performance ManagementやほかのJP1製品の状態をNNMのネットワーク監視画面で監視したり,NNMのネットワーク監視画面からPerformance Managementの画面を起動させてレポートを表示したりできます。
NNMと連携したPerformance Managementによる稼働監視の例を次の図に示します。
図17-1 NNMと連携したPerformance Managementによる稼働監視の例
- 参考 NNMとは
- NNMはJP1シリーズのネットワーク管理を行うための製品です。企業情報システム全体を統合管理するための機能を提供します。企業情報システムのネットワークを一元管理するための機能を提供します。NNMは,SNMPプロトコルを使って大規模ネットワークを管理し,ネットワーク管理コンソールでシステム内のノード情報の構成を一元管理できます。NNMの詳細については,マニュアル「JP1/Cm2/Network Node Manager ネットワーク管理ガイド」またはHP OpenView NNMのマニュアルを参照してください。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2006, 2008, Hitachi, Ltd.