JP1/Performance Management システム構築・運用ガイド
作成したアラーム定義ファイルの内容が妥当かどうかを検証します。アラーム定義ファイルの検証には,jpcalarm checkコマンドを使用します。
この例では,アラーム定義ファイルの構文だけでなく,ファイル内で定義したPFM - Agentがセットアップされているか,レコードやフィールドがサポートされているかなど,定義内容が妥当であるかどうかを検証します。
手順を次に示します。
- Name Serverサービス,Master Managerサービス,およびView Serverサービスが起動されているかどうか確認する。
Performance Managementのプログラムのサービスが起動されているかどうか確認するには,jpcctrl listコマンドを使用します。
host01上で起動されているサービスの一覧を表示します。
PFM - Managerがhost01上で起動している場合,次のように出力されます。
jpcctrl list "*" host=host01
この例では,Name Serverサービス,Master Managerサービス,およびView Serverサービスがすべて起動されています。
Host Name ServiceID Service Name PID Port Status ------- --------- ---------------- ----- ---- ------- host01 PC1host01 Trap Generator 1468 1134 Active host01 PE1001 Correlator 1420 1114 Active host01 PH1host01 Action Handler 872 1116 Active host01 PM1001 Master Manager 1388 1104 Active host01 PP1host01 View Server 1504 1155 Active host01 PS1001 Master Store 632 1109 Active host01 PN1001 Name Server 484 8204 Active
jpcctrl listコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,コマンドについて説明している章を参照してください。
- jpcalarm checkコマンドを実行する。
次のように指定してコマンドを実行します。
アラーム定義ファイルに誤りがある場合,誤りの個所すべてについて,誤りの内容とファイル内での行番号を知らせるエラーメッセージが出力されます。
jpcalarm check -f /tmp/alarmtmp01.cfg
誤りがあった場合は,メッセージ内容を参照して,誤りを修正してください。
jpcalarm checkコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,コマンドについて説明している章を参照してください。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2006, 2008, Hitachi, Ltd.