JP1/Performance Management システム構築・運用ガイド
ここで設定するパフォーマンスデータのレコードおよびフィールドは,各エージェントで異なります。各エージェントのレコードおよびフィールドについては,各PFM - Agentのマニュアルの,レコードについて説明している章を参照してください。
手順を次に示します。
- [新規レポート > フィールド]画面の[レコード]で,レポートに表示させたいレコードを選択する。
レコードを選択すると,[すべてのフィールド]に選択したレコードのフィールドが表示されます。
- 注意
- [新規レポート > 名前と種別]画面で,レポート種別として[履歴(複数のエージェント)]を選択している場合,[レコード]で選択できるのは単一行のレコードだけです。
- 参考 レコードの説明画面
- [レコード]の右にある[説明]ボタンをクリックすると,[新規レポート > 名前と種別]画面で選択したプロダクトに属するレコードの説明画面が表示されます。
- 参考 単一行のレコード,複数行のレコードとは
- [レコード]の下に,「(単一行のレコードです)」または「(複数行のレコードです)」という説明が表示されます。これはレコードのタイプを表しています。単一行のレコードは単数インスタンスレコード,複数行のレコードは複数インスタンスレコードのことです。単数インスタンスレコードおよび複数インスタンスレコードについては,「4.2.1 (2) 単数インスタンスレコード・複数インスタンスレコードとは」を参照してください。
- [すべてのフィールド]で,レポートに表示させたいフィールドを選択する。
選択したフィールドが選択状態で表示されます。ShiftキーまたはCtrlキーを使うと複数のフィールドを同時に選択できます。
- 移動ボタン(
)をクリックする。
手順2で選択したフィールドが[選択されたフィールド]に移動します。
いったん[選択されたフィールド]に移動したフィールドを元に戻したい場合は,[選択されたフィールド]で元に戻したいフィールドを選択し,移動ボタン()をクリックします。
また,[選択されたフィールド]でフィールドを選択し,移動ボタン()または移動ボタン(
)をクリックすると,フィールドの並びを替えることができます。ここで指定した並びは,表,一覧およびグラフでのフィールドの並びに反映されます。
この画面での設定例を次に示します。
例えば,エージェントがPFM - Agent for Platform(Windows)で,CPU使用率が高いプロセスの上位10個のリアルタイムレポートについて,「Process Detail(PD)」レコードのフィールドとして「CPU %(PCT_PROCESSOR_TIME)」,「PID(ID_PROCESS)」,および「Program(INSTANCE)」の三つを指定する場合,この画面には,次のように設定します。
[レコード]:Process Detail(PD)
[選択されたフィールド]:PID,Program,CPU %,
エージェントがPFM - Agent for Platform(Windows)で,CPU使用率が高いプロセスの上位10個のリアルタイムレポートについて,Process Detail(PD)レコードのフィールドとして次の三つを選択した場合の例を図に示します。
- CPU %(PCT_PROCESSOR_TIME)
- PID(ID_PROCESS)
- Program(INSTANCE)
図11-9 [新規レポート > フィールド]画面の入力例
- [次へ >]ボタンをクリックする。
[新規レポート > フィルター]画面に遷移します。「11.3.5 レポートに表示させるフィールドの表示条件(フィルター条件)を設定する」に進んでください。
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