JP1/Performance Management システム構築・運用ガイド
各エージェントにバインドされたアラームテーブルに定義されているアラームの状態を確認できます。アラームにレポートが関連づけられている場合は,レポートも表示できます。
- 注意
- エージェントにアラームテーブルをバインドしていない場合,アラームの状態は表示できません。エージェントにアラームテーブルをバインドする手順については,「12.5.1 監視エージェントとアラームテーブルの関連づけを変更する」を参照してください。
アラームの状態を確認する手順を次に示します。
- 監視コンソールのブラウザーからPFM - Web Consoleにログインする。
[メイン]画面が表示されます。
- [メイン]画面のナビゲーションフレームで[エージェント階層]タブを選択する。
[エージェント階層]画面が表示されます。
- ナビゲーションフレームの[表示形式]ドロップダウンリストで,エージェント階層の表示形式を選択する。
選択した形式でエージェント階層が表示されます。
- 「User Agents」選択時
「User Agents(ログインユーザー名)」がルートのエージェント階層が表示されます。
- 「Products」選択時
「Products」がルートのエージェント階層が表示されます。
- ナビゲーションフレームのエージェント階層で,アラームの状態を確認したいエージェントを選択する。
選択したエージェントにチェックマークが表示されます。
- メソッドフレームで,[アラームの状態の表示]メソッドを選択する。
[アラームの状態の表示]画面が表示されます。
[アラームの状態の表示]画面の例を次の図に示します。
図9-8 [アラームの状態の表示]画面
手順4で選択したエージェントにバインドされたアラームテーブルに定義されているアラームの一覧が表示されます。
アラームの状態は,アラームアイコンの表示色で確認できます。
- アラームテーブルのステータス表示用のアイコン
- アラームテーブル名の左側に,アラームテーブルが持つアラームの中でステータスの重要度が最も高い状態のアイコンが表示されます。
- アイコンの色が示すアラームテーブルの状態を次に示します。
:アラームテーブルが展開(定義内容が表示されている)状態であることを示します。
:アラームテーブルが閉じている(定義内容が表示されていない)状態であることを示します。
(緑色):正常状態であることを示します。
(黄色):警告状態であることを示します。
(赤色):異常状態であることを示します。
- アラームアイコン
- アラーム名の左側にアラームアイコンが表示され,アイコンの色によってアラームのステータスが確認できます。
- アイコンの色が示すアラームの状態を次に示します。
(灰色):インアクティブ状態であることを示します。
(緑色):正常状態であることを示します。
(黄色):警告状態であることを示します。
(赤色):異常状態であることを示します。
※:アラームの状態にかかわらず常に表示されます。
注※ アラームの定義で「常にアラーム通知する」選択時だけ
アラームにレポートを関連づけている場合は,アラームアイコンの左側にレポートアイコン(
- 参考
- アラームアイコンの色は,[アラーム階層]画面で設定したしきい値と条件式によって変化します。しきい値と条件式の設定については,「12.4 ブラウザーでのアラームの設定」または「12.6 コマンドでのアラームの設定」を参照してください。
など)が表示されます。レポートアイコンをクリックすると,関連するレポートが表示されます。
アラームにレポートを関連づける手順については,「11.6.1 (2) アラームに関連づけられているレポートを表示する」を参照してください。
また,ヘルスチェックの状態を示すメッセージが表示されます。
ヘルスチェックの状態の詳細については,「19.2.2 稼働状態の確認方法」を参照してください。
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