JP1/Performance Management システム構築・運用ガイド
jpcctrl listコマンドを使用すると,Performance Managementシステム全体のサービスの稼働状況や特定のホスト上にあるサービスの稼働状況が確認できます。
jpcctrl listコマンドでサービス稼働状況を確認する手順を次に示します。
- PFM - ManagerまたはPFM - Agentがインストールされているホストにログインする。
- jpcctrl listコマンドを,サービス情報を表示したいサービスのサービスIDを指定して実行する。
例えば,ホストWebAP上にあるすべてのサービスの稼働状況を確認する場合は,次のように指定します。
jpcctrl list * host=WebAP表7-1 jpcctrl listコマンドで表示できる情報
出力情報 説明 Host Name サービスが稼働しているホスト名。 ServiceID サービスID。 Service Name サービス名。 PID サービスのプロセスIDを示す。
- ステータス管理機能が有効の場合
StatusがActive,Busy,S Active,S Busy,Starting,およびStoppingのときに表示される。
- ステータス管理機能が無効,またはステータス管理機能をサポートしていないバージョンの場合
StatusがActiveのときだけ表示される。
Port サービスが使用している通信ポート番号を表示する。
- ステータス管理機能が有効の場合
StatusがActive,Busy,S Active,およびS Busyのときに表示される。
- ステータス管理機能が無効,またはステータス管理機能をサポートしていないバージョンの場合
StatusがActiveのときだけ表示される。
Status サービスの状態を示す。
- ステータス管理機能が有効の場合
- ステータス管理機能をサポートしているバージョンのサービスの状態表示
Active:要求待ち状態を示す。
Inactive:停止状態を示す。
Starting:起動処理中を示す。
Busy:要求処理中を示す。
S Active:要求待ち状態を示す(スタンドアロンモード)。
S Busy:要求処理中を示す。(スタンドアロンモード)。
Stopping:停止処理中を示す。
- ステータス管理機能をサポートしていないバージョンのサービスの状態表示
Active*:稼働状態を示す。
Inactive*:通信接続できない状態または停止状態を示す。
Comm Err*:通信接続できるが無応答状態を示す。
Timeout*:通信接続がタイムアウトしたことを示す。
Error*:通信接続タイムアウト以外のエラーが発生したことを示す。エラーの詳細については,共通メッセージログを参照のこと。
ただし,次の場合,ステータス管理機能をサポートしているバージョンのサービスであっても,サポートしていないバージョンの場合と同じ表示になります。
・Status Serverサービスが停止している
・Status Serverサービスは起動しているが,ステータス管理機能がサービスの状態を正しく認識できない※
注※ サービスの状態を正しく認識させるには,サービスの再起動が必要です。
ステータス管理機能が無効,またはステータス管理機能をサポートしていないバージョンの場合
Active:稼働状態を示す。
Inactive:通信接続できない状態または停止状態を示す。
Comm Err:通信接続できるが無応答状態を示す。
Timeout:通信接続がタイムアウトしたことを示す。
Error:通信接続タイムアウト以外のエラーが発生したことを示す。エラーの詳細については,共通メッセージログを参照のこと。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2006, 2008, Hitachi, Ltd.