JP1 Version 8 JP1/Script(UNIX(R)用)
システム情報ファイルは,スクリプトを実行したシステムの実行環境としてマシン情報などを出力するファイルです。
システム情報ファイルはスクリプト実行ファイル(sptxe)が実行されるたびに出力します。
/opt/jp1script/log/sptenv/
SPTENV01.LOG〜SPTENV50.LOG
システム情報ファイルの出力形式を,図A-4に示します。
図A-6 システム情報ファイルの出力形式
・システム情報の形式
ID情報
IDと情報は表A-1を参照してください。
表A-1 IDと情報
| ID | 情報 |
|---|---|
| OS | OS名称 |
| VERSION | OSのバージョン |
| RELEASE | OSのリリース番号 |
| COMP | コンピュータシステム名称 |
| LANG | 言語体系 |
| TZ | タイムゾーン |
| PATH | 環境変数のパス |
| LIBPATH | ライブラリパス |
| File | スクリプトファイル名称 |
| CommandLine | コマンドライン情報 |
| ProcessID | プロセスID |
| FileVersion | スクリプト実行バージョン |
| InstallVersion | スクリプトインストールバージョン |
システム情報の出力例を,図A-5に示します。
図A-7 システム情報の出力例
1個のファイル容量は,124列*1024行=124KBであり,ラップアラウンドして出力します。最大は50個*124KB(メガバイト)=6.2MBとなります。この値はインストール時に必要な容量に含まれます。
システム情報ファイルは,/opt/jp1script/log/sptenv/(標準ディレクトリ)に作成しますが,変更できることとします。
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