JP1/Automatic Job Management System 2 連携ガイド

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14.3.2 SNMPトラップ送信を抑止する

JP1/AJS2サービスは,NNMへJP1/AJS2オブジェクト用のSNMPトラップを送信しています。JP1/AJS2からのSNMPトラップ送信を抑止する場合,JP1/Baseの共通定義情報にSNMPトラップの抑止を設定する必要があります。なお,この設定は物理ホスト・論理ホスト共通の定義で,両方のホストに有効になります。

SNMPトラップ送信の抑止手順を次に示します。

  1. エディターで,次に示す内容を記述したファイルを作成する。
    TRAPRESTRAINパラメーターには,SNMPトラップ送信を抑止するかどうかを指定します。SNMPトラップ送信を抑止する場合は「Y」を,抑止しない場合は「N」を指定します。デフォルトは「N」です。ファイル名は任意です。なお,SNMPトラップ送信を抑止しない場合は,「Y」と記述されている部分に「N」を指定してください。「Y」および「N」ではない値が指定されていると,トラップ送信時にエラーが発生します。
     
    [JP1_DEFAULT\JP1AOMAGENT\ov_link]
    "TRAPRESTRAIN"="Y"
     
  2. 次に示すコマンドを実行する。
     
    /opt/jp1base/bin/jbssetcnf ファイル名
     
    手順1で作成したファイルが登録されます。

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