JP1/Automatic Job Management System 2 連携ガイド
JP1/AJS2 - Managerがメインフレームのジョブネットおよびジョブの終了を待っているとき,デフォルトでは5分間隔でJP1/AJS2 - Manager for Mainframeの状態を問い合わせます。タイムラグを短くしたい場合は,状態を問い合わせる間隔を短く設定してください。ただし,設定した間隔ごとに状態を問い合わせるため,CPUに高い負荷が掛かるおそれがあります。CPUの負荷が高い場合は,状態を問い合わせる間隔を長く設定してください。
JP1/AJS2 - Manager for Mainframeの状態を問い合わせる間隔の設定手順を次に示します。
- テキストエディターで,次に示す内容を記述したファイルを作成する。
{JP1_DEFAULT|論理ホスト名}の部分は,「JP1_DEFAULT」,または「論理ホスト名」のどちらかを指定します。
[{JP1_DEFAULT|論理ホスト名}\JP1AJSMANAGER\スケジューラーサービス名] "MFPOLLINTERVAL"=dword:ポーリング間隔
「ポーリング間隔」には,連携するJP1/AJS2 - Manager for Mainframeに状態を問い合わせる間隔を16進数で指定します。00000001〜000005A0(10進数で1〜1,440)(単位:秒)の間で指定します。デフォルトは「0000012C」(10進数で300)です。
ファイルの名称は任意です。
- 次に示すコマンドを実行して,手順1で作成したファイルの内容を環境設定に反映する。
jbssetcnf ファイル名- JP1/AJS2サービスを再起動する。
これでJP1/AJS2 for Mainframeに状態を問い合わせる間隔の設定は終了です。
JP1/AJS2 - Manager for MainframeがJP1/AJS2 - Managerの状態を問い合わせる間隔の設定手順については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 2 メインフレーム 運用・操作編」を参照してください。
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