JP1/Automatic Job Management System 2 連携ガイド
UNIXホストのメール受信監視ジョブで受信を検知したメールについては,内容を抜粋してリスト形式のファイルに保存できます。
メール受信リストのファイルを作成するには,次の2種類のうち,どちらかの方法で指定します。
- メール受信監視ジョブをJP1/AJS2 - Viewの[ジョブネットエディタ]ウィンドウから定義する場合
定義内容の詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 2 操作ガイド 13.4 [ジョブネットエディタ]ウィンドウ」,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 2 操作ガイド 13.4.19 [詳細定義−[メール受信監視]]ダイアログボックス」,およびマニュアル「JP1/Automatic Job Management System 2 操作ガイド 13.4.20 [詳細定義−[メール受信監視]−[受信後のオプション]]ダイアログボックス」を参照してください。
- [詳細定義−[メール受信監視]]ダイアログボックスで[プラットフォーム]に[UNIX]を指定し,[受信後のオプション]の[設定]ボタンをクリックする。
[詳細定義−[メール受信監視]−[受信後のオプション]]ダイアログボックスが表示されます。
- [メール受信リスト]にファイル名を指定する。
- メール受信監視ジョブをajsdefineコマンドで定義する場合
ユニット定義ファイルのパラメーターにメール受信監視ジョブの定義情報を記述するときに,プラットフォームにUNIXを指定してメール受信リストのファイル名を指定します。
定義内容の詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 2 コマンドリファレンス 1. コマンド ajsdefine」,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 2 コマンドリファレンス 2.1.1 ユニット定義ファイルの記述形式」,およびマニュアル「JP1/Automatic Job Management System 2 コマンドリファレンス 2.2.11 メール受信監視ジョブ定義情報の記述方法」を参照してください。
メール受信リストのファイルには,受信を検知したメールの差出人,受信日時,および件名が出力されます。指定したメール受信リストのファイルがすでにある場合は,これらの内容が追加書きされます。
メール受信リストのファイルの書式を次の表に示します。
表2-6 メール受信リストのファイルの書式
場所 書式 出力内容 1行目 SENDER:差出人 受信を検知したメールの送信者。 2行目 DATE:日時 受信を検知したメールの受信日時。 3行目 SUBJECT:件名 受信を検知したメールの件名。 メール受信リストのファイルの書式例を次に示します。
図2-14 メール受信リストのファイルの書式例
この例は,受信を検知したメールについて次の内容を表しています。
- 差出人が「Sales」
- 受信日付が「2006年8月1日 12時34分」
- 件名が「Test」
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