JP1/Automatic Job Management System 2 連携ガイド
SMTPメールシステムを経由したメールとJP1/AJS2との連携を「メールシステム連携」と呼びます。
メールシステムと連携するためには,sendmail機能が必要です。また,SMTPメールサーバが配信したメール(RFC822に準拠しているメール)を送受信できるように設定しておく必要があります。
メールシステム連携では,メールを送受信するジョブを実行させるJP1/AJS2 - ManagerまたはJP1/AJS2 - Agentと同じホストに,sendmail機能を持つSMTPメールサーバをセットアップします。
メールシステム連携のシステム構成例を次の図に示します。
図2-10 メールシステム連携のシステム構成例
メールシステム連携時のエージェントホストのセットアップ手順を次の図に示します。なお,マネージャーホストでの,メールシステム連携のセットアップは不要です。
図2-11 メールシステム連携時のエージェントホストのセットアップ手順
次にセットアップの詳細について説明します。
- <この節の構成>
- 2.3.1 メールユーザーを設定する
- 2.3.2 メール受信監視ジョブのための環境設定をする
- 2.3.3 メール配信機能をセットアップする
- 2.3.4 メールシステム連携機能の起動と終了
- 2.3.5 メールシステム連携時の注意事項
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