JP1/Automatic Job Management System 2 コマンドリファレンス

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2.2.25 起動条件定義情報の記述方法

起動条件定義情報の記述方法を説明します。

起動条件を定義する場合は,ルートジョブネットのユニット定義パラメーターに続いて,起動条件のユニット属性パラメーターを記述します。起動条件ユニットには「.CONDITION」という固有名称を付けます。起動条件ユニットには,イベントジョブを32個まで定義できます。

起動条件定義情報の形式,およびパラメーターを次に示します。

形式
 
[cond={and|or};]
[ab={exec|hold|stop};]
 

パラメーター

cond={and|or};
起動条件の接続種別を定義します。省略した場合,andが仮定されます。
  • and:and接続します。
  • or:or接続します。

ab={exec|hold|stop};
起動条件付きジョブネットを実行時に,実行世代のジョブネットが異常終了した場合の,それ以降のジョブネットの動作を定義します。省略した場合,execが仮定されます。
  • exec:実行世代のジョブネットの実行を開始します。
  • hold:実行世代のジョブネットの開始を保留します。
  • stop:起動条件の成立を監視している監視世代のジョブネットを停止します。

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