JP1/Automatic Job Management System 2 コマンドリファレンス

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2.2.7 QUEUEジョブ定義情報の記述方法

QUEUEジョブ定義情報の記述方法を説明します。

QUEUEジョブ定義情報の形式,およびパラメーターを次に示します。

形式
 
[qu="キュー名";]
[qm="ホスト名";]
[req="ジョブ名";]
[sc="スクリプトファイル名";]
[prm="パラメーター";]
[fd=実行所要時間;]
[pr=n;]
[jd={nm|ab|cod};]
[wth=n;]
[tho=n;]
[ts1="転送元ファイル名1";]
[td1="転送先ファイル名1";]
[ts2="転送元ファイル名2";]
[td2="転送先ファイル名2";]
[ts3="転送元ファイル名3";]
[td3="転送先ファイル名3";]
[ts4="転送元ファイル名4";]
[td4="転送先ファイル名4";]
[ha={y|n};]
[eu={ent|def};]
 

パラメーター

qu="キュー名";
QUEUEジョブをサブミットするキュー名を定義します。
指定できる文字数は,1〜63(単位:バイト)です。
キュー名中に「"(ダブルクォーテーションマーク)」や「#」が含まれる場合は,キャスト文字(#)でキャストします。「"」は「#"」,「#」は「##」と記述します。

qm="ホスト名";
連携するJP1/AJS2 - Managerホスト名,JP1/NQSEXECホスト名,JP1/OJE for VOS3ホスト名を定義します。省略した場合,自ホスト名になります。
指定できる文字数は,1〜255(単位:バイト)です。
ホスト名中に「"(ダブルクォーテーションマーク)」や「#」が含まれる場合は,キャスト文字(#)でキャストします。「"」は「#"」,「#」は「##」と記述します。

req="ジョブ名";
QUEUEジョブをサブミットする場合のジョブ名を定義します。
指定できる文字数は,1〜63(単位:バイト)です。省略した場合,QUEUEジョブのユニット名が仮定されます。
ジョブ名中に「"(ダブルクォーテーションマーク)」や「#」が含まれる場合は,キャスト文字(#)でキャストします。「"」は「#"」,「#」は「##」と記述します。

sc="スクリプトファイル名";
実行ファイル名を定義します。
指定できる文字数は,1〜511(単位:バイト)です。
ファイル名中に「"(ダブルクォーテーションマーク)」や「#」が含まれる場合は,キャスト文字(#)でキャストします。「"」は「#"」,「#」は「##」と記述します。

prm="パラメーター";
実行ファイルに対するパラメーターを定義します。
指定できる文字数は,1〜1,023(単位:バイト)です。
パラメーター中に「"(ダブルクォーテーションマーク)」や「#」が含まれる場合は,キャスト文字(#)でキャストします。「"」は「#"」,「#」は「##」と記述します。

fd=実行所要時間;
終了遅延監視するジョブの実行所要時間を定義します。
指定できる値は,10進数の値で1〜1,440(単位:分)です。

pr=n;
ジョブの実行優先順位を定義します。
指定できる値は,1〜5です。実行優先順位がいちばん低いのが1,いちばん高いのが5です。省略した場合,上位ジョブネットの定義に依存します。このパラメーターを省略し,かつ,最上位までのすべての上位ジョブネットに対してpr,またはniパラメーターを指定しなかった場合,ジョブの実行優先順位として1が仮定されます。

jd={nm|ab|cod};
終了判定種別を定義します。省略した場合,codが仮定されます。
  • nm:すべて正常終了とします。
  • ab:すべて異常終了とします。
  • cod:終了コードが指定値以下の場合に,正常終了とします。

wth=n;
警告終了のしきい値を定義します。
指定できる値は,0〜2,147,483,647です。

tho=n;
異常終了のしきい値を定義します。
指定できる値は,0〜2,147,483,647です。省略した場合,0が仮定されます。

ts1="転送元ファイル名1";
転送元ファイル名をフルパス名で定義します。
指定できる文字数は,1〜511(単位:バイト)です。
ファイル名中に「"(ダブルクォーテーションマーク)」や「#」が含まれる場合は,キャスト文字(#)でキャストします。「"」は「#"」,「#」は「##」と記述します。

td1="転送先ファイル名1";
エージェントホストに転送される転送先ファイル名を定義します。
指定できる文字数は,1〜511(単位:バイト)です。
ファイル名中に「"(ダブルクォーテーションマーク)」や「#」が含まれる場合は,キャスト文字(#)でキャストします。「"」は「#"」,「#」は「##」と記述します。

ts2="転送元ファイル名2";
転送元ファイル名をフルパス名で定義します。
指定できる文字数は,1〜511(単位:バイト)です。
ファイル名中に「"(ダブルクォーテーションマーク)」や「#」が含まれる場合は,キャスト文字(#)でキャストします。「"」は「#"」,「#」は「##」と記述します。

td2="転送先ファイル名2";
エージェントホストに転送される転送先ファイル名を定義します。
指定できる文字数は,1〜511(単位:バイト)です。
ファイル名中に「"(ダブルクォーテーションマーク)」や「#」が含まれる場合は,キャスト文字(#)でキャストします。「"」は「#"」,「#」は「##」と記述します。

ts3="転送元ファイル名3";
転送元ファイル名をフルパス名で定義します。
指定できる文字数は,1〜511(単位:バイト)です。
ファイル名中に「"(ダブルクォーテーションマーク)」や「#」が含まれる場合は,キャスト文字(#)でキャストします。「"」は「#"」,「#」は「##」と記述します。

td3="転送先ファイル名3";
エージェントホストに転送される転送先ファイル名を定義します。
指定できる文字数は,1〜511(単位:バイト)です。
ファイル名中に「"(ダブルクォーテーションマーク)」や「#」が含まれる場合は,キャスト文字(#)でキャストします。「"」は「#"」,「#」は「##」と記述します。

ts4="転送元ファイル名4";
転送元ファイル名をフルパス名で定義します。
指定できる文字数は,1〜511(単位:バイト)です。
ファイル名中に「"(ダブルクォーテーションマーク)」や「#」が含まれる場合は,キャスト文字(#)でキャストします。「"」は「#"」,「#」は「##」と記述します。

td4="転送先ファイル名4";
エージェントホストに転送される転送先ファイル名を定義します。
指定できる文字数は,1〜511(単位:バイト)です。
ファイル名中に「"(ダブルクォーテーションマーク)」や「#」が含まれる場合は,キャスト文字(#)でキャストします。「"」は「#"」,「#」は「##」と記述します。

ha={y|n};
ジョブの実行を保留するかを定義します。省略した場合,nが仮定されます。
  • y:保留します。
  • n:保留しません。

eu={ent|def};
ジョブ実行時のJP1ユーザーを定義します。省略した場合,entが仮定されます。
  • ent:ジョブネットを登録したJP1ユーザーをジョブ実行時のJP1ユーザーとします。
  • def:ジョブを所有するJP1ユーザーをジョブ実行時のJP1ユーザーとします。

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