JP1/Automatic Job Management System 2 コマンドリファレンス

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jp1exit(Windows限定)

形式

 
jp1exit
     [-ec 異常終了コード]
 

機能

jp1execコマンドで退避したプログラム(コマンド)の終了コードを,jp1exitコマンドの終了コードとして返却します。

実行権限

なし

引数

-ec 異常終了コード

jp1exitコマンドの内部でエラーが発生した場合の終了コードを指定します。

指定できる値は,0〜9,999です。

省略した場合,エラー発生時のjp1exitコマンドの終了コードとして172が設定されます。

指定した値に誤りがあった場合,jp1exitコマンドの終了コードとして172が設定されます。エラーの詳細は標準エラー出力に出力されます。

注意事項

使用例

実行したプログラムの終了コードを判定し,後続処理を分岐させる処理を次に示します。

 
jp1exec  UAP1.exe
jp1exit
if %ERRORLEVEL% =0  GOTO :next1
 
エラー処理
GOTO :end
 
:next1
jp1exec UAP2.exe
jp1exit
if %ERRORLEVEL% =0  GOTO :next2
 
エラー処理
GOTO :end
 
:next2
jp1exec UAP3.exe
jp1exit
if %ERRORLEVEL% =0  GOTO :next3
 
エラー処理
GOTO :end
 

解説
最後に記述されたjp1exitコマンドまで実行された場合は,対となるjp1execコマンドで実行されたプログラムの終了コードがバッチファイルの終了コードになります。
途中でエラーが発生し「:end」に分岐してきた場合は,「エラー処理」以降で最後に実行されたプログラムの終了コードがバッチファイルの終了コードになります。

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