JP1/Automatic Job Management System 2 コマンドリファレンス
形式
jajs_stop.cluster
[論理ホスト名]
[jajs_spmd_stopコマンドのオプション]
機能
論理ホスト環境で起動しているJP1/AJS2を停止します。
クラスタシステムからJP1/AJS2の停止を制御するコマンドです。このコマンドを,クラスタシステムに登録して使用します。
このコマンドが行う処理の流れを次に示します。
- jajs_spmd_stopコマンドを実行し,JP1/AJS2を停止します。
- psコマンドを実行してjajs_spmdプロセスを監視し,JP1/AJS2の停止を確認します。JP1/AJS2の停止が確認できるまでリトライし,停止を確認したあと,コマンドを終了します。
実行権限
スーパーユーザー権限
引数
論理ホスト名
JP1/AJS2を停止する,論理ホスト環境の論理ホスト名を指定します。
指定できる文字数は,1〜63(単位:バイト)です。
省略した場合,環境変数JP1_HOSTNAMEに指定しているホスト名が仮定されます。このオプションを省略し,環境変数JP1_HOSTNAMEに何も指定していない場合,このコマンドは異常終了します。
jajs_spmd_stopコマンドのオプション
jajs_spmd_stopコマンドのオプションを指定します。ただし,jajs_spmdコマンドの論理ホスト名のオプション(-hオプション)は指定できません。
オプションの詳細については,jajs_spmd_stopコマンドの説明を参照してください。
注意事項
- このコマンドはUNIXだけで実行できます。Windowsでは実行できません。
- このコマンドにオプションを指定する場合,引数の第一オプションには,必ず論理ホスト名を指定してください。
- jajs_spmd_stopコマンドのオプションを指定する場合,論理ホスト名の指定は省略できません。
- キューレスジョブを使用する場合は,「JP1/Automatic Job Management System 2 セットアップガイド 18.4.5 キューレスジョブ実行環境の設定」を参照してください。
戻り値
0 正常終了。 1 異常終了。
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