JP1/Automatic Job Management System 2 操作ガイド
[カスタムジョブ登録情報]ダイアログボックスは,登録するカスタムジョブの情報を定義するダイアログボックスです。
カスタムジョブの種類(標準カスタムジョブ,カスタムPCジョブ,カスタムUNIXジョブ)については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 2 連携ガイド 5. カスタムジョブ」を参照してください。
[カスタムジョブ登録情報]ダイアログボックスを次の図に示します。
図13-194 [カスタムジョブ登録情報]ダイアログボックス
表示項目について説明します。
- [名前]
- カスタムジョブ名を8バイト以内の文字列で指定します。デフォルトは空白です。
- [コメント]
- コメントを40バイト以内の文字列で指定します。デフォルトは空白です。指定したコメントが,JP1/AJS2 - Viewのカスタムジョブのジョブ名として,[詳細定義−[Custom Job]]ダイアログボックスの[ユニット名]に表示されます。
- コメントには,「/」と空白文字は使用できません。
- [定義プログラム]
- 標準カスタムジョブと連携する各プログラムの定義プログラムをフルパスで指定します。定義プログラムはJP1/AJS2 -Viewマシン上に必要です。標準カスタムジョブの場合には,この項目は必ず指定します。カスタムPCジョブの場合には,任意の文字列を指定してください。カスタムUNIXジョブの場合は,指定できません。
- また,[...]ボタンをクリックして,表示されるダイアログボックスからファイル名を選択できます。
- [実行プログラム]
- 標準カスタムジョブと連携する各プログラムの実行プログラム(.exe)を指定します。実行プログラムはJP1/AJS2 - Manager,またはJP1/AJS2 - Agentと同じホストにある,実行プログラムを指定します。標準カスタムジョブの場合には,この項目は必ず指定します。カスタムPCジョブの場合には,任意の文字列を指定してください。カスタムUNIXジョブの場合は,指定できません。また,[...]ボタンをクリックして,表示されるダイアログボックスからファイル名を選択できます。
- 実行プログラムが複数のJP1/AJS2 - Agentにあって,インストールパスが異なる場合は,「$xxx$\実行ファイル名」と指定します。「xxx」には,変数を指定します。このとき,JP1/AJS2 - Agentホストで変数を登録(定義)する必要があります。登録方法の詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 2 セットアップガイド 7.1 ジョブ実行時のワークパスを変数として定義する」(Windowsの場合),または「JP1/Automatic Job Management System 2 セットアップガイド 16.1 ジョブ実行時のワークパスを変数として定義する」(UNIXの場合)を参照してください。
- [バージョン]
- 「0600」を指定します。
- [クラス名]
- 連携するプログラムごとに指定します。指定できる種類を次に示します。
- 標準カスタムジョブの場合
JP1/FTP:JP1FTP
JP1/AJS2 for Enterprise Applications:JP1AMR3
JP1/AJS2 for Enterprise Applications:JP1AMR3BW
JP1/AJS2 for Oracle E-Business Suite:JP1AMOAP
HITACHI JOB ENTRY - CLIENTMF:MFJOB
JP1/OJE for VOS3:VOS3JOB
JP1/OJE for VOS1:VOS1JOB
JP1/OJE for VOS1:VOS1NET
JP1/OJE for VOSK:VOSKJOB
JP1/OJE for VOSK:VOSKNET
HITSENSER Data Mart Server:DMSV
Cosminexus Manager:COSMNGSV
Cosminexus Manager:COSMNGAP
JP1/AJS2 for Web Service:WS_PC
JP1/AJS2 for Web Service:WSUSR_PC
JP1/AJS2 for Web Service:WS_UX
JP1/AJS2 for Web Service:WSUSR_UX
JP1/AJS2 for 活文PDFstaff:AJSPDFS
- カスタムPCジョブおよびカスタムUNIXジョブの場合
USER_任意の名称(「USER_」は必ず指定します)の形式で,総バイト数が16バイト以内の文字列で指定します。
- 貼り付けで改行文字を入力しないでください。改行文字を含めると,[ジョブネットエディタ]ウィンドウのアイコンリストに,カスタムジョブのすべてのアイコンが表示されなくなります。
- カスタムジョブのアイコンが表示されなくなった場合は,次に示す作業を行ってください。
- 次のカスタムジョブ登録情報フォルダ配下にあるCjobregm.exe以外のファイルをすべて削除する。
Windows XP ProfessionalおよびWindows Server 2003の場合
JP1/AJS2 - Viewのインストール先フォルダ\custom.dir
Windows VistaおよびWindows Server 2008の場合
%ALLUSERSPROFILE%\Hitachi\JP1\JP1_DEFAULT\JP1AJS2V\custom.dir
「%ALLUSERSPROFILE%」のデフォルトは「システムドライブ\ProgramData」です。
- カスタムジョブをすべて登録し直す。
- [ジョブ種別]
- 標準カスタムジョブの場合は,実行するジョブの種類で[PCジョブ]を選択します。カスタムPCジョブにする場合は[PCジョブ]を選択します。カスタムUNIXジョブにする場合は[UNIXジョブ]を選択します。
- デフォルトは[PCジョブ]です。
- 選択したジョブの種別によって,[詳細定義−[Custom Job]]ダイアログボックスの[定義]タブの表示項目が異なります。表示項目については,「13.4.38 [詳細定義−[Custom Job]]ダイアログボックス」を参照してください。
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