JP1/Automatic Job Management System 2 操作ガイド
JP1/AJS2 Console ViewからJP1/AJS2 Console Managerへの接続リトライ回数,リトライ間隔,要求応答待ち時間,および接続確認間隔を設定できます。
- 指定場所
- 共通設定ファイル
- (詳細については,「12.1.1 カスタマイズの方法」を参照してください。)
- 指定内容
- 次の形式で指定します。
- 通信オプションのキーワード=アラビア数字(10進法)(改行)
- 通信オプションのキーワードと設定できる値を次の表に示します。なお,キーワードは大文字で入力してください。
通信オプション キーワード 設定できる値 接続リトライ回数 CONN_RETRYCOUNT 0〜2,147,483,646(単位:回数)
デフォルトは1です。リトライ間隔 CONN_INTERVAL 0〜600(単位:秒)
デフォルトは10です。要求応答待ち時間 REQ_WAITTIME 30〜604,800(単位:秒)
デフォルトは300です。認証待ち時間 SESSION_WAITTIME 30〜604,800(単位:秒)
デフォルトは300です。接続確認間隔 KEEP_ALIVE 30〜604,800(単位:秒)
デフォルトは300です。- キーワードの部分は,大文字と小文字を区別して指定してください。指定した文字に誤りがある場合,それぞれのオプションの設定は有効になりません。また,指定した値が,10進数以外の数字であったり,設定できる値の範囲外であったりした場合は,デフォルトのままになります。
- なお,同じキーワードに対して複数の値を設定した場合は,最後に設定した値が有効になります。
- 指定例
- リトライ間隔を60秒にします。
- CONN_INTERVAL=60(改行)
- 通信オプションのキーワードについて,次に説明します。
- CONN_RETRYCOUNT
- JP1/AJS2 Console ViewからJP1/AJS2 Console Managerに接続できなかったときにリトライする,接続リトライ回数を10進数字で指定します。
- CONN_INTERVAL
- JP1/AJS2 Console ViewからJP1/AJS2 Console Managerに接続できなかったときの接続リトライの間隔(単位:秒)を10進数字で指定します。
- REQ_WAITTIME
- JP1/AJS2 Console ViewからJP1/AJS2 Console Managerに要求を送ったあと,JP1/AJS2 Console Managerから応答を得るまでの最大待ち時間(単位:秒)を10進数字で指定します。
- SESSION_WAITTIME
- JP1/AJS2 Console ViewからJP1/AJS2 Console Managerにログインおよび再接続するときに,要求を送ったあと,JP1/AJS2 Console Managerから応答を得るまでの最大待ち時間(単位:秒)を10進数字で指定します。
- KEEP_ALIVE
- JP1/AJS2 Console ViewからJP1/AJS2 Console Managerに定期的に接続確認要求を送信する間隔(単位:秒)を10進数字で指定します。また,接続先のJP1/AJS2 Console Managerでも,ここで設定した値で,JP1/AJS2 Console Viewに対して接続の確認をします。
- ただし,JP1/AJS2 Console Viewでは,接続確認する時間になった時点で,モーダルダイアログボックスの表示中であったり,画面が処理中であったりする場合は,次回接続確認時間まで処理されません。
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