JP1/Automatic Job Management System 2 操作ガイド

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9.6.1 ジョブネットの実行を保留設定・保留解除する

ジョブネットの実行を保留設定する手順,ジョブネットの保留を解除する手順を次に示します。

なお,ジョブネットは,ajsplanコマンドで保留設定・保留解除することもできます。コマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 2 コマンドリファレンス 1. コマンド ajsplan」を参照してください。

<この項の構成>
(1) ジョブネットの実行を保留設定する
(2) ジョブネットの保留を解除する

(1) ジョブネットの実行を保留設定する

ジョブネットの実行を保留設定する手順を次に示します。

  1. [JP1/AJS2 - View]ウィンドウのツリーエリアで,ジョブグループ(実行を保留設定したいジョブネットを管理するジョブグループ)をクリックする。
    クリックしたジョブグループが選択状態で表示されます。
    ルートジョブネットがリストエリアに表示されます。
  2. 操作対象のジョブネットのルートジョブネットをクリックし,[表示]−[デイリースケジュール]−[階層表示]を選択する。
    [デイリースケジュール(階層表示)]ウィンドウが表示されます。
  3. ツリーエリアで,操作対象のジョブネットをクリックする。
    クリックしたジョブネットが選択状態で表示されます。
  4. 手順3で選択したジョブネットについて,スケジュールエリアで,実行を保留設定したい四角をクリックする。または,実行結果リストで,実行を保留設定したい行をクリックする。
  5. [操作]−[保留属性変更]−[保留属性設定]を選択する。または,ポップアップメニューから[保留属性変更]−[保留属性設定]を選択する。
    ジョブネットの保留設定を確認するメッセージダイアログボックスが表示されます。
  6. [はい]ボタンをクリックする。
    ジョブネットの実行に保留属性が設定されます。
    ジョブネットが実行されたときに,スケジュールエリアの四角が保留状態を表す黄色(デフォルト色)で表示されます。
    実行結果リストにも,変更が反映されます。

補足事項
  • 保留できるのは,実行していない(開始時刻待ち状態など)ジョブネットです。実行が終了したジョブネットに対して,一時的に保留属性を設定,または解除する場合は,そのジョブネットを再実行したときに変更が有効になります。詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 2 解説 10.2.6 ジョブネットやジョブの保留属性を一時変更する」を参照してください。
  • ジョブネットは,[マンスリースケジュール]ウィンドウおよび[ジョブネットモニタ]ウィンドウから保留設定することもできます。[マンスリースケジュール]ウィンドウまたは[ジョブネットモニタ]ウィンドウから保留設定する場合は,各ウィンドウで操作対象のジョブネットをクリックしたあと,[操作]−[保留属性変更]−[保留属性設定]を選択してください。
  • ジョブネットの保留は,[JP1/AJS2 - View]ウィンドウから設定することもできます。[JP1/AJS2 - View]ウィンドウから保留設定する場合は,[JP1/AJS2 - View]ウィンドウで操作対象のジョブネットをクリックしたあと,[操作]−[保留属性変更]−[保留属性設定]を選択してください。

(2) ジョブネットの保留を解除する

ジョブネットの実行を保留解除する手順を次に示します。

  1. [JP1/AJS2 - View]ウィンドウのツリーエリアで,ジョブグループ(保留を解除したいジョブネットを管理するジョブグループ)をクリックする。
    クリックしたジョブグループが選択状態で表示されます。
    ルートジョブネットがリストエリアに表示されます。
  2. 操作対象のジョブネットのルートジョブネットをクリックし,[表示]−[デイリースケジュール]−[階層表示]を選択する。
    [デイリースケジュール(階層表示)]ウィンドウが表示されます。
  3. ツリーエリアで,操作対象のジョブネットをクリックする。
    クリックしたジョブネットが選択状態で表示されます。
  4. 手順3で選択したジョブネットについて,スケジュールエリアで,保留解除したい四角をクリックする。または,実行結果リストで,保留解除したい行をクリックする。
  5. [操作]−[保留属性変更]−[保留属性解除]を選択する。または,ポップアップメニューから[保留属性変更]−[保留属性解除]を選択する。
    ジョブネットの保留解除を確認するメッセージダイアログボックスが表示されます。
  6. [はい]ボタンをクリックする。
    ジョブネットの保留が解除されます。
    スケジュールエリアの四角が,実行開始の条件を満たしている場合は実行中状態(ただし,タイムラグが発生する場合もあります)で,実行開始の条件を満たしていない場合は待ちの状態で表示されます。
    実行結果リストにも,変更解除が反映されます。

補足事項
  • ジョブネットの保留は,[マンスリースケジュール]ウィンドウおよび[ジョブネットモニタ]ウィンドウから解除することもできます。[マンスリースケジュール]ウィンドウまたは[ジョブネットモニタ]ウィンドウから解除する場合は,各ウィンドウで操作対象のジョブネットをクリックしたあと,[操作]−[保留属性変更]−[保留属性解除]を選択してください。
  • ジョブネットの保留は,[JP1/AJS2 - View]ウィンドウから解除することもできます。[JP1/AJS2 - View]ウィンドウから解除する場合は,[JP1/AJS2 - View]ウィンドウで操作対象のジョブネットをクリックしたあと,[操作]−[保留属性変更]−[保留解除]を選択してください。

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