JP1/Automatic Job Management System 2 操作ガイド

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9.5.1 ジョブネットの実行を一時的に中止する

ジョブネットの実行予定を,一時的に中止する手順を次に示します。なお,ジョブネットの実行は,ajsplanコマンドで一時的に中止することもできます。コマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 2 コマンドリファレンス 1. コマンド ajsplan」を参照してください。

  1. [JP1/AJS2 - View]ウィンドウのツリーエリアで,ジョブグループ(実行を中止したいジョブネットを管理するジョブグループ)をクリックする。
    クリックしたジョブグループが選択状態で表示されます。
    ルートジョブネットがリストエリアに表示されます。
  2. 操作対象のジョブネットのルートジョブネットをクリックし,[表示]−[デイリースケジュール]−[階層表示]を選択する。
    [デイリースケジュール(階層表示)]ウィンドウが表示されます。
  3. ツリーエリアで,操作対象のジョブネットをクリックする。
    クリックしたジョブネットが選択状態で表示されます。
  4. 手順3で選択したジョブネットについて,スケジュールエリアで,実行を中止したい四角をクリックする。または,実行結果リストで,実行を中止したい行をクリックする。
  5. [操作]−[計画一時変更]−[実行中止]を選択する。または,ポップアップメニューから[計画一時変更]−[実行中止]を選択する。
    ジョブネットの実行中止を確認するダイアログボックスが表示されます。
  6. [はい]ボタンをクリックする。
    ジョブネットの実行が一時的に中止されます。

    ルートジョブネットの場合
    計画実行登録されている場合,当回の実行世代が削除されます(当回の実行世代を表す四角が削除されます)。削除した実行IDが次回実行世代に設定されます。
    確定実行登録されている場合,次回の確定スケジュールが削除されます(確定スケジュールの実行世代を表す四角が削除されます)。

    ネストジョブネットの場合
    スケジュールエリアの四角が削除されます。
    実行結果リストにも,変更が反映されます。

注意事項
実行中止ができるのは開始時刻待ち・先行終了待ち・保留中などの実行が開始していないジョブネットです。終了しているジョブネットに対して実行中止した場合は,再実行時に実行中止が有効になります。
ajsplanコマンドを使用する場合,実行IDまたは登録番号を指定すれば,終了しているジョブネットに対して実行中止できます。

補足事項
  • ジョブネットの実行は,[マンスリースケジュール]ウィンドウおよび[ジョブネットモニタ]ウィンドウから中止することもできます。[マンスリースケジュール]ウィンドウまたは[ジョブネットモニタ]ウィンドウから中止する場合は,各ウィンドウで操作対象のジョブネットをクリックしたあと,[操作]−[計画一時変更]−[実行中止]を選択してください。
  • ジョブネットの実行は,[JP1/AJS2 - View]ウィンドウから中止することもできます。[JP1/AJS2 - View]ウィンドウから中止する場合は,[JP1/AJS2 - View]ウィンドウで操作対象のジョブネットをクリックしたあと,[操作]−[実行中止]を選択してください。

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