JP1/Automatic Job Management System 2 操作ガイド

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9.1 ジョブネット実行登録後にできる操作

ジョブネットの実行が開始したあとでも,ジョブネットのスケジュールを変更したり,ジョブネットやジョブの実行を制御したりできます。例えば,実行状態を監視している間に異常が発見された場合などには,ジョブネットの実行を中断したり,強制終了したりできます。実行を中断したり,強制終了したりしたジョブネットについては,任意のジョブネットやジョブから再実行することもできます。

どのような制御ができるのかを,ジョブネットの場合とジョブの場合に分けて次の表に示します。

表9-1 制御できること

制御の内容 ジョブネットの場合 ジョブの場合
実行予定を追加する。 ×
実行開始日時を一時的に変更・変更解除する。 ×
実行予定をすぐに実行する。 ×
実行を一時的に中止する。
実行を保留設定・保留解除する。
遅延監視時間を一時的に変更・変更解除する。 ×
実行優先順位を一時的に変更する。 ×
実行を中断する。 ×
実行を強制終了する。
再実行する。
状態を変更する。 ×
登録中の定義を変更する。
複数の定義を切り替える。 ×

(凡例)
○:制御できる。
×:制御できない。

この節では,ジョブネットのスケジュールを変更したり,ジョブネットやジョブの実行を制御したりする方法を説明します。[デイリースケジュール(階層表示)]ウィンドウを使った操作を中心に説明しますが,同様の操作が別のウィンドウからできる場合もあります。詳細は,操作の説明の補足事項を参照してください。

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