JP1/Automatic Job Management System 2 操作ガイド

5.1　ジョブネット定義の流れ

この節では，JP1/AJS2 - Viewを使ってジョブネットを定義するために必要な作業の流れを説明します。ジョブネット定義の基本的な流れを次に示します。

1. ジョブグループを作成する。
   ［JP1/AJS2 - View］ウィンドウで，ジョブグループを作成します。
   
2. ジョブネットを定義する。
   ［JP1/AJS2 - View］ウィンドウで，手順1で作成したジョブグループに，ジョブネットを定義します。
   この段階では，まだ完全なジョブネットではありません。ジョブネットを完成させるためには，ジョブネットにジョブを定義し，必要に応じてジョブ同士を関連づけます。
   
3. ジョブを定義する。
   ［ジョブネットエディタ］ウィンドウで，ジョブネットにジョブを定義します。具体的には，アイコンリストからジョブのアイコンをドラッグし，マップエリアにドロップします。
   その後，ジョブに属性（ユニット名や実行ホスト名など）を定義します。
   
4. 必要に応じて，ジョブやジョブネットを関連づける。
   ［ジョブネットエディタ］ウィンドウのマップエリアに定義したジョブやジョブネットのアイコン同士を矢印で結んで関連づけることによって，ジョブの実行順序を定義します。なお，アイコンは，複写・移動したり，削除したりできます。
   
5. 必要に応じて，先行／後続のジョブやジョブネットの関連を確認する。
   特定のジョブまたはジョブネットと，先行／後続のジョブやジョブネットの関連について確認します。
   
6. 必要に応じて，ジョブネットに起動条件を設定する。
   ジョブネットを起動させる条件を定義します。ただし，起動条件を定義できるジョブネットは，最上位のジョブネットであるルートジョブネットだけです。
   

なおジョブネット定義の機能については，マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 2 解説　3. 自動化する業務の定義」を参照してください。

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