JP1/Automatic Job Management System 2 設計・運用ガイド
メッセージキュー送信ジョブおよびMSMQメッセージ送信ジョブの注意事項(使用する前に知っておいた方がよいこと)について説明します。メッセージキューシステムと連携している場合,指定したメッセージキューへメッセージを送信します。Windows,UNIXどちらのホストでもメッセージキューシステムのメッセージを送信できます。ただし,MSMQを使用している場合は,UNIXホストには送信できません。また,メッセージキュー連携機能はLinuxをサポートしていないため,Linuxホストはメッセージキューシステムと連携できません。
メッセージキューシステムのメッセージ送信ジョブを定義したジョブネットの例を次に示します。
- ジョブが警告終了したときにメッセージキューシステムにメッセージを送信する。
- ジョブネット中のジョブがすべて終了したらメッセージキューシステムにメッセージを送信する。
TP1/Message QueueまたはMQSeriesへメッセージを送信する場合は,メッセージ送信ジョブを定義します。MSMQへメッセージを送信する場合は,MSMQメッセージ送信ジョブを定義します。
メッセージキュー送信ジョブまたはMSMQ送信ジョブで実行できる機能の詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 2 連携ガイド 3. メッセージキューシステムとの連携(バージョン7互換機能)」を参照してください。
- 注意
- アクションジョブには「実行時のユーザー」は指定できません。メッセージキュー送信ジョブおよびMSMQメッセージ送信ジョブを実行する場合は,メッセージキューに対する書き込み権限が設定されているユーザーをプライマリーOSユーザーとしてユーザーマッピングしたJP1ユーザーでログインし,実行登録してください。
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