JP1/Automatic Job Management System 2 設計・運用ガイド

3.1.1　JP1/AJS2シリーズのプログラム

JP1/AJS2シリーズのプログラムについて次に説明します。

• JP1/AJS2 - Manager
  ジョブネットの定義情報やスケジュール情報を管理し，処理の実行をエージェント（JP1/AJS2 - AgentまたはJP1/AJS2 - Manager）に依頼します。また，JP1/AJS2 - Manager自身で処理を実行することもできます。1台のJP1/AJS2 - Managerに最大1,024のエージェントを接続できます。なお，接続できるエージェント台数にはマネージャー自身が含まれます。ほかのJP1/AJS2 - Managerに処理を実行させたり，ほかのJP1/AJS2 - Managerの処理と連携して業務を実行させたりするために，JP1/AJS2 - Manager同士を接続して使うこともできます。また，JP1/AJS2 Consoleを使用して，JP1/AJS2で自動的に運用されている業務を監視することもできます。
  
• JP1/AJS2 - Agent
  JP1/AJS2 - Managerから実行依頼を受けた処理を実行します。JP1/AJS2 - Agentは，ジョブの実行機能のエージェント，およびイベントジョブのエージェントだけで構成されています。
  
• JP1/AJS2 - View
  JP1/AJS2 - ManagerをGUIで操作したい場合に使います。1台のWindows版JP1/AJS2 - ManagerまたはUNIX版JP1/AJS2 - Managerには，最大128台のJP1/AJS2 - Viewを接続できます。
  

[目次][前へ][次へ]

Copyright (C) 2006, 2010, Hitachi, Ltd.
Copyright (C) 2006, 2010, Hitachi Software Engineering Co., Ltd.