uCosminexus Portal Framework　システム管理者ガイド

1.7.2　Portal Manager

uCosminexus Portal Frameworkでは，uCosminexus Portal Frameworkの構築を支援するツールであるPortal Managerを提供しています。Portal Managerを使用すればシステム管理者はWebベースの画面で各種設定を行うことができます。

＜この項の構成＞

(1)　 Portal Managerの画面構成

(2)　 Portal Managerで設定できる内容

(1)　 Portal Managerの画面構成

Portal Managerの画面構成を次の図に示します。

図1-24　Portal Managerの画面構成

メニュー部

Portal Managerのメニューが表示されます。メニュー構成および各メニューで設定できる内容については，「(2)　Portal Managerで設定できる内容」を参照してください。

タイトル部

選択したメニューのタイトルが表示されます。

メイン部

選択したメニューの設定項目が表示されます。ここで各メニューを設定します。なお，メッセージもメイン部に表示されます。

イベント部

登録や削除などのイベントを実行するボタンが表示されます。

(2)　 Portal Managerで設定できる内容

Portal Managerのメニュー構成，および各メニューで設定できる内容について次の表に示します。

表1-3　Portal Managerのメニュー構成および設定できる内容

メニュー構成			設定できる内容
第1階層	第2階層	第3階層
ポータルプロジェクトの選択	−	−	ポータルを構築するときにポータルプロジェクトを新規に作成したり，ポータルの設定を変更するときにポータルプロジェクトを選択したりします。 詳細は，「4.2　uCosminexus Portal Frameworkのセットアップ」を参照してください。
リポジトリの設定	ログインモジュールの登録	−	uCosminexus Portal Frameworkにログインするときに使用する，認証モジュールを登録します。 詳細は，「4.3　ログインするための設定」を参照してください。
	接続情報	新規作成	接続情報（リポジトリにアクセスする際に必要な，リポジトリの種類やURLなどの情報）を新規に作成します。 詳細は，「4.4.1　リポジトリの設定（ディレクトリサーバ）」または「4.5.2　リポジトリの設定（DB）」を参照してください。
		修正	接続情報を修正します。 詳細は，「4.4.2　リポジトリの変更（ディレクトリサーバ）」または「4.5.3　リポジトリの変更（DB）」を参照してください。
	構成情報	新規作成	構成情報（ポータルで利用する情報を特定するためのベースDNやテーブル名などの情報）を新規に作成します。 詳細は，「4.4.1　リポジトリの設定（ディレクトリサーバ）」または「4.5.2　リポジトリの設定（DB）」を参照してください。
		修正	構成情報を修正します。 詳細は，「4.4.2　リポジトリの変更（ディレクトリサーバ）」または「4.5.3　リポジトリの変更（DB）」を参照してください。
	マッピング情報	ユーザ情報	リポジトリのディレクトリサーバまたはDBで使用している各情報の属性を，uCosminexus Portal Frameworkで使用するための設定をします。 詳細は，「4.6.1　マッピング情報の設定手順」を参照してください。
		グループ情報
		組織単位情報
		一括削除	設定されているマッピング情報を一括で削除します。 詳細は，「4.6.2　マッピング情報の一括削除」を参照してください。
ポートレットの設定	ポートレット定義	Multi Web Portlet	ポータルに登録するWebポートレットの種類ごとに，共通する項目（プロキシサーバのホスト，コンテンツキャッシュの有効期間など）を設定します。 詳細は，「7.8.1　共通定義（Webポートレット）」を参照してください。
		Web Page Portlet
		Web App Portlet
		Distributed Web App Portlet	ポータルに登録する分散ポートレットに共通する項目（プロキシサーバのホストおよびポート番号）を設定します。 詳細は，「7.9.1　共通定義（分散ポートレット）」を参照してください。
	ポートレットの追加・変更・削除	−	ポートレットを新規に登録したり，登録されているポートレットの設定を変更したりします。 詳細は，「7.6　日立APIポートレット（PAR形式以外）およびFileポートレットの設定」，「7.8　Webポートレットの設定」，または「7.9　分散ポートレットの設定」を参照してください。
	PAR形式のポートレットの追加	−	PARファイルをポートレットとしてポータルにデプロイします。 詳細は，「7.4　日立APIポートレット（PAR形式）のデプロイ」を参照してください。
	PAR形式のポートレットの削除	−	ポータルにデプロイしたポートレットを削除します。 詳細は，「7.5　日立APIポートレット（PAR形式）のアンデプロイ」を参照してください。
ポータルサイトの設定	レイアウトの設定	レイアウトの基本設定	ポータル画面に表示するポートレットの最大行数や列数，横幅のサイズを設定します。 詳細は，「5.3.2　最大行・列数および横幅サイズの設定」を参照してください。
		レイアウトパターンの設定	ユーザ登録形式（ユーザが任意に設定するレイアウトの形式）について，表示するポートレットの列数や横幅のサイズを設定します。 詳細は，「5.3.3　ユーザ登録形式の設定」を参照してください。
	エンコーディングの設定	−	デフォルトのエンコーディングを設定します。 詳細は，「6.2　デフォルトエンコーディングの設定」を参照してください。
	ポートレット並列実行の設定	−	ポータルの性能チューニングとして，ポートレットに表示されるコンテンツの並列表示と，並列表示で使用するスレッド数を設定します。また，ポートレットにコンテンツが正しく表示されるかを監視するポートレットの障害監視についても設定します。 詳細は，「6.9　性能チューニングと障害監視」を参照してください。
	ログ・トレースの設定	−	uCosminexus Portal Frameworkのログおよびトレースの出力について設定します。 詳細は，「8.2　障害対策」を参照してください。
	キャッシュのクリア	−	Webポートレットのキャッシュを強制的にクリアします。 詳細は，「7.8.4　キャッシュクリアの実行」を参照してください。
	サーバの設定	−	運用管理者を設定します。 詳細は，「4.8　運用管理者の登録」を参照してください。

（凡例）　−：該当するメニューがありません。

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