Collaboration - File Sharing システム管理者ガイド

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7.8 運用開始後のベースパス情報の設定

例えば,運用開始後に,File Sharingのシステムを利用するユーザが増加して既存のベースパス情報に対する容量を使い切ってしまった場合,新しいディスクに対応するベースパス情報の割り当て条件を追加して,ファイルシステムの容量を拡張できます。ベースパス情報を追加した運用例については,「6.2.4(1) 最大許容サイズを設定した運用例」を参照してください。

運用開始後のベースパス情報の設定では,次に示す画面を使用します。

これらの画面では,次の表に示すベースパス情報の操作ができます。

表7-7 運用開始後に画面からできるベースパス情報の操作

項番 操作 操作する画面
1 ベースパス情報の参照
  • [ファイル共有設定]ポートレット
  • [ベースパス情報操作]画面
  • [プロパティ設定]画面
2 ベースパス情報の追加 デフォルトの追加 [ベースパス情報の追加]画面
デフォルト以外の追加※1 [ベースパス情報の追加]画面
3 ベースパス情報の削除 デフォルトの削除※2 [ベースパス情報操作]画面
デフォルト以外の削除 [ベースパス情報操作]画面
4 ベースパス情報の変更※3 [プロパティ設定]画面

注※1
運用中にデフォルト以外のベースパス情報を追加した場合,追加したベースパス情報は,それ以降に作成するフォルダだけに適用され,既存のフォルダに割り当てられているベースパスには影響しません。

注※2
デフォルトをすべて削除することはできません。少なくとも一つは登録しておく必要があります。

注※3
ベースパス情報の状態,最大予約可能容量,および最大使用可能容量を変更できます。なお,状態,最大予約可能容量,および最大使用可能容量以外の設定を変更したい場合は,変更したいベースパス情報を削除してから,変更したベースパス情報を新しく追加してください。ただし,すでに使用しているベースパス情報は削除できません。

各画面の操作方法,および画面の詳細については,マニュアル「Collaboration - File Sharing ユーザーズガイド」を参照してください。