SEWB+/RECORD DEFINER ユーザーズガイド
属性領域で項目の属性を定義します。
属性領域にはレコード構成ビューの選択行の属性が表示されます。ただし,複数行選択した場合には,属性は表示されません。
また,[表示]メニューの[属性を全て表示]で属性をすべて表示するかしないかを指定できます。
属性領域で定義する項目の入力文字の規則と設定区分(必須設定か任意設定か)の一覧を表2-5に示します。
表2-5 属性領域の定義項目
| 定義項目名 | 入力文字列※1 | 設定区分 | 属性種別 |
|---|---|---|---|
| 項番 | − | − | − |
| 辞書を参照する | − | 任意 | − |
| レベル | 1〜99の半角数字 | 任意/必須※2 | 基本属性 |
| 標準名称 | 92文字以内の文字列 | 任意 | |
| データ項目名 | 92文字以内の文字列 | 任意 | |
| けた数 | 9文字以内の半角数字 | 任意※3 | |
| 小数部けた数 | 9文字以内の半角数字 | 任意※3 | |
| 反復回数 | 8文字以内の半角数字 | 任意 | |
| コメント | 6,500文字以内の文字列 | 任意 | |
| 名前 | 92文字以内の文字列 | 任意 | 詳細属性 |
| タイプ | − | 必須※4 | |
| フリー定義 | 6,500文字以内の文字列 | 任意 | |
| 編集文字列 | 30文字以内の文字列 | 任意※5 | |
| 初期値 | 323文字以内の文字列。 文字定数の場合は,引用符(')で値を囲む。 |
任意※5 | |
| CHAR TYPE(値) | − | 任意※5 | |
| CHAR TYPE(TYPE) | 2文字以内の半角数字 | 任意※5 | |
| 指標名 | 92文字以内の文字列 | 任意※5 | |
| 可変反復回数(項目名) | 92文字以内の文字列 | 任意※5 | |
| 可変反復回数(最小値) | 8文字以内の半角数字 | 任意※5 | |
| アドレス名 | 32文字以内の半角英数字 | 任意※5 | |
| 再定義名 | 32文字以内の文字列 | 任意※5 | |
| EXTERNAL | − | 任意※5 | |
| SYNC | − | 任意※5 | |
| JUST | − | 任意※5 | |
| BLANK WHEN ZERO | − | 任意※5 |
(凡例)−:該当しない
注※1 文字数は,半角文字で数えます。全角は2文字と数えます。
注※2 タイプに「@コピー文」が指定されている場合,任意です。それ以外の場合,必須です。なお,レコードソース生成時にタイプ「@コピー文」の項目のレベルは生成されません。
注※3 タイプが空白(指定なし)以外の場合,指定できます。また,小数けた数を指定する場合は,けた数の指定は必須です。
注※4 対象言語が「COBOL又はOOCOBOL」で集団項目(結合項目)の場合,タイプは空白(指定なし)です。
注※5 対象言語が「SQL」の場合,定義項目に含まれません。
詳細属性は,SEWB+/RECORD DEFINERで生成するレコードソースやSEWB+/CONSTRUCTIONで生成するソースコードに反映するための定義情報です。
表2-6 タイプと標準けた数範囲(COBOL又はOOCOBOL)
| タイプ | 標準けた数範囲 |
|---|---|
| X 英数字項目 | 1〜16,777,215 |
| Z 数字編集項目 | 1〜18 |
| N 漢字項目 | 1〜16,383 |
| 9 符号なし外部10進項目 | 1〜18 |
| S 符号付き外部10進項目 | 1〜18 |
| U 符号なし内部10進項目 | 1〜18 |
| P 符号付き内部10進項目 | 1〜18 |
| BU 符号なし2進項目 | 1〜18 |
| B 符号付き2進項目 | 1〜18 |
| E 外部浮動小数点項目 | 1〜15 |
| D 内部浮動小数点項目 | 1〜15 |
| 1 内部ブール項目 | 1〜2,034 |
| 8 外部ブール項目 | 1〜2,034 |
| T アドレスデータ項目 | − |
| フリー定義 | − |
| @コピー文 | − |
(凡例)−:指定なし
表2-7 タイプと標準けた数範囲(SQL)
| タイプ | 標準けた数範囲 |
|---|---|
| CHAR固定長文字列 | 1〜255 |
| VARCHAR2可変長文字列 | 1〜2,000 |
| LONG可変長長文字列 | 1〜99,999,999※ |
| NUMBER固定小数点数 | 1〜38 |
| NUMBERf浮動小数点数 | 1〜38 |
| DATE日付 | − |
| フリー定義 | − |
(凡例)−:指定なし
注※ SEWB+/REPOSITORYで定めた制限値を示しています。けた数の制限値は実行するシステムによって異なります。
表2-8 タイプ「フリー定義」の記述方法
| 対象言語 | 記述内容 | 記述例 |
|---|---|---|
| COBOL又は OOCOBOL |
PICTURE句および USAGE句の定義内容 |
PICTURE 9(5) PACKED-DECIMAL PICTURE \\\\,\\9 |
| SQL | SQLデータ型 | LARGE DECIMAL INTEGER |
注※ 定義できるのは,対象言語が「SQL」以外の場合です。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2005, Hitachi, Ltd.