コンパイル時に出力されるメッセージの形式を次に示します。
- コンパイル時のメッセージの場合
KCCCnnnnC-x メッセージテキスト
- 擬似主/副プログラム生成時のメッセージの場合
KCCCnnnnG-x [プログラム名/ファイル名:] メッセージテキスト
- KCCC:プリフィクス
- nnnn:メッセージ番号
- C:コンパイル時のメッセージであることを示す。
- G:擬似主/副プログラム生成時のメッセージであることを示す。
- x:メッセージレベル
- U:回復不能エラー
- 一般にコンパイルは中止されます。誤りの修正と再コンパイルが必要です。
- S:重大エラー
- コンパイルは続行されますが,オブジェクトファイルは出力されません。誤りの修正と再コンパイルが必要です。
- W:警告エラー
- 大部分が実行可能ですが,実行に支障があるようなら,誤りの修正と再コンパイルが必要です。
- I:お知らせ
- コンパイラが仮定した条件などの通知です。通知内容に問題がなければ,修正および再コンパイルは不要です。
- なお,コンパイル時に-ErrSupオプションを指定すると,Iレベルメッセージ,またはWレベルメッセージの出力を抑止できます。詳細は,マニュアル「COBOL2002 ユーザーズガイド」またはマニュアル「COBOL2002 使用の手引 手引編」のコンパイラオプションの説明を参照してください。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2003, 2017, Hitachi, Ltd.