CBLGETサービスルーチンは，キーボードから文字を1文字入力するものです。

形式

CALL 'CBLGET' USING 引数1

引数

引数1には，現在のカーソル位置から入力される文字を格納する領域を，1バイトの英数字項目で指定します。

戻り値

0：正常終了した場合

-1：エラーが発生した場合

規則

• このサービスルーチンを呼ぶ前に，CBLCURサービスルーチンでカーソルを位置づけておく必要があります。位置づけていないと，入力時のカーソル位置は不定となります。
• 画面節（WINDOW SECTION）を実行中にこのサービスルーチンを呼び出すと実行時エラーとなります。画面節（SCREEN SECTION）とは同時に実行できます。

使用例

       IDENTIFICATION DIVISION.
       PROGRAM-ID. SAMPLE1.
           :
       DATA DIVISION.
       WORKING-STORAGE SECTION.
       01 OP-1 PIC X(1) VALUE SPACE.
           :
       PROCEDURE DIVISION.
           :
           CALL 'CBLGET' USING OP-1.
           IF RETURN-CODE NOT = 0 THEN
             CBLGETエラー処理
           END-IF.
           :