COBOL2002 ユーザーズガイド
CBLINPUTDLGサービスルーチンは,引数で指定した文字列をダイアログボックスに表示したあと,そのダイアログボックスから入力された文字列を受け取るものです。なお,入力用の領域に入力された文字列は,左詰めで格納されます。
CALL 'CBLINPUTDLG' USING 引数1 引数2 引数3
表32-3 CBLINPUTDLGサービスルーチンのインタフェース領域
| 記述形式 | 内容 |
|---|---|
01 データ名1. |
CALL文のUSINGで指定するインタフェース領域の名前を指定する。 |
02 データ名2 PIC 9(09)
USAGE COMP.
|
出力する文字列の長さを4バイトの2進項目で指定する。0〜1,024バイトまでの長さを指定できる。 |
02 データ名3 PIC 9(09)
USAGE COMP.
|
入力する文字列の長さを4バイトの2進項目で指定する。0〜1,024バイトまでの長さを指定できる。 |
IDENTIFICATION DIVISION.
PROGRAM-ID. SAMPLE1.
:
DATA DIVISION.
WORKING-STORAGE SECTION.
01 ARG01.
02 OUT-LEN PIC 9(09) USAGE COMP.
02 IN-LEN PIC 9(09) USAGE COMP.
01 OUT-STR PIC X(16).
01 IN-AREA PIC X(30).
:
PROCEDURE DIVISION.
*** 引数情報をセット ***
MOVE 16 TO OUT-LEN.
MOVE '入力してください' TO OUT-STR.
MOVE 30 TO IN-LEN.
*** サービスルーチンを呼び出す ***
CALL 'CBLINPUTDLG' USING ARG01 OUT-STR IN-AREA.
IF RETURN-CODE < 0 THEN
CBLINPUTDLGエラー処理
END-IF.
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