COBOL2002 ユーザーズガイド
CGIプログラムの作成を支援するためにCOBOL2002が用意しているサービスルーチンの種類を,次に示します。
表27-4 サービスルーチンの種類
| 項番 | サービスルーチン | 機能 |
|---|---|---|
| 1 | CBLHTMLBEGIN | HTMLの先頭部分を出力する。 |
| 2 | CBLHTMLEND | HTMLの終端部分を出力する。 |
| 3 | CBLDISPLAYTEXT | テキスト文字列を出力する。 |
| 4 | CBLCONVERTTEXT | テキスト文字列を実体参照形式に変換し,出力する。 |
| 5 | CBLPRINTENV | CGI環境変数の値をHTML形式で出力する。 |
| 6 | CBLGETENV | 環境変数の値を取得する。 |
| 7 | CBLCGIINIT | 受け取ったフォーム情報からCGIリストを作成する。 |
| 8 | CBLCREATELIST | CGIリストを新たに作成する。 |
| 9 | CBLDESTROYLIST | CGIリストを削除し,領域を解放する。 |
| 10 | CBLADDPAIR | CGIリストの最後に「名前」と「値」の対を追加する。 |
| 11 | CBLDELETEPAIR | CGIリストの現在のポイント位置の「名前」と「値」の対を削除する。 |
| 12 | CBLFINDPAIR | CGIリストの先頭ポイント位置から「名前」で検索し,「値」を取得する。 |
| 13 | CBLFINDNEXTPAIR | CGIリストの,次のポイント位置から「名前」をキーにして検索し,「値」を取得する。 |
| 14 | CBLGETPAIR | CGIリストの現在のポイント位置から「名前」と「値」の対を取得する。 |
| 15 | CBLGETPAIRNEXT | CGIリストの現在のポイント位置から「名前」と「値」の対を取得し,ポイント位置を進める。 |
| 16 | CBLLISTCOUNT | CGIリストから「名前」と「値」の対の数を取得する。 |
| 17 | CBLENDREPEAT | CGIリストにHTML拡張言語で使用する終端インジケータを追加する。 |
| 18 | CBLFILLTEMPLATE | HTMLテンプレートをインタプリットし,動的なWebページを出力する。 |
| 19 | CBLPRINTLIST | CGIリストの内容をHTML形式で出力する。 |
| 20 | CBLSENDERROR | エラーメッセージをHTML形式で出力する。 |
| 21 | CBLCGITRACE | CGIプログラムの作成を支援するサービスルーチンのトレース情報をファイルに出力する。 |
なお,各サービスルーチンの戻り値は,ほかのサービスルーチンと同様にRETURN-CODE特殊レジスタで参照できます。詳細は,「32.2 戻り値の使い方」を参照してください。
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