COBOL2002 ユーザーズガイド
イベントの出力内容およびイベントの種類の指定方法を次に示します。
イベントログファイル出力機能で出力されるイベントの出力内容を,次に示します。
表10-2 イベントの出力内容
| 項目名 | 出力内容 |
|---|---|
| 日付 | イベントが出力された年月日 |
| 時刻 | イベントが出力された時刻 |
| ユーザ名 | ログオンしているユーザ名 |
| コンピュータ名 | イベントが発生したコンピュータ名 |
| イベントID |
|
| ソース名 | イベントが発生したアプリケーション名。
|
| 種類 | 「情報」,「警告」,「エラー」のどれか |
| 分類 |
|
| 説明 |
|
表10-3 実行時エラーメッセージのレベルとイベントの種類
| 実行時エラーメッセージのレベル | イベントの種類 |
|---|---|
| 回復不能エラー(U) エラー(S) |
エラー |
| 警告(W) | 警告 |
| お知らせ(I) | 情報 |
なお,DISPLAY文を用いてイベントを出力する場合は,出力するイベントの種類を指定できます。
DISPLAY文を用いてイベントを出力する場合,出力するイベントの種類を指定できます(実行時エラーメッセージ出力時は指定できません)。出力するイベントの種類を指定するには,プログラムの実行時に次の指定が必要です。
set CBLSYSLOGLVL={ERR|WAR|INF}
環境変数CBLSYSLOGLVLに指定された値は,イベントログファイル出力用のDISPLAY文が実行されるたびに参照されます。環境変数CBLSYSLOGLVLに指定した値とイベントの種類の対応を,次に示します。
表10-4 環境変数CBLSYSLOGLVLの指定値とイベントの種類
| 環境変数CBLSYSLOGLVLの指定値 | イベントの種類 |
|---|---|
| ERR | エラー |
| WAR | 警告 |
| INF | 情報 |
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