比較条件の組み合わせを次の表に示す。

表B-2　比較条件の組み合わせ

左辺 （右辺）	右辺（左辺）
	VOS3 COBOL85 LANGOPT=(D)オプション指定時			COBOL2002 -JPN,V3JPNSpaceオプション指定時
	日本語	日本語編集	日本語定数※1	日本語集団項目 日本語	日本語編集	日本語定数※1
英数字集団項目	○	○	○	○	○	○
英字	×	×	×	×	×	×
英数字	×	×	×	×	×	×
英数字編集	×	×	×	×	×	×
数字編集	×	×	×	×	×	×
QUOTE	×	×	×	×	×	×
SPACE	○	○	×	○	○	×
HIGH-VALUE	×	×	×	○※2	○※2	×
LOW-VALUE	×	×	×	○※2	○※2	×
ZERO	×	×	×	○※2	○※2	×
文字定数	×	×	×	×	×	×
ALL文字定数	×	×	×	×	×	×
数字定数	×	×	×	×	×	×
外部10進	×	×	×	×	×	×
内部10進	×	×	×	×	×	×
2進	×	×	×	×	×	×
指標名	×	×	×	×	×	×
指標データ	×	×	×	×	×	×
ブール	×	×	×	×	×	×
外部浮動	×	×	×	×	×	×
内部浮動	×	×	×	×	×	×
アドレス名	×	×	×	×	×	×
アドレスデータ	×	×	×	×	×	×
日本語	○	○	○	○	○	○
日本語編集	○	○	○	○	○	○
日本語定数	○	○	×	○	○	×
ALL日本語定数	○	○	×	○	○	×

（凡例）

○：組み合わせて使用できる。

×：組み合わせて使用できない。

注※1

日本語定数には，ALL指定も含む。

注※2

VOS3 COBOL85ではコンパイルエラーとなるが，COBOL2002では組み合わせ可能となる。

なお，COBOL2002での各表意定数の扱いは，次のとおりとなる。

表意定数HIGH-VALUE：2バイトのX'FFFF'として扱う。

表意定数LOW-VALUE：2バイトのX'0000'として扱う。

表意定数ZERO：全角文字のゼロ(X'824F')として扱う。